ブキニスト(Bouquiniste)、って聞いたことありますか?
パリのセーヌ川沿いにある、古本屋さんたちのことです。
古本がメインですが、絵画やおみやげ物も売っています。
ちょっと雲がかかっていますが、ノートルダム大聖堂横のブキニストです。
このブキニスト、ユネスコの世界遺産登録が目標になっているということです。
200件以上のお店があります。実は、税金も家賃も免除されているのだとか。
サイズは厳しく決められているようです。
(車窓から撮ったので反射していてごめんなさい。)
1891年からあるそうです。約130年前ですね。
1900年のパリ万博の際には、既に200もの店が誕生していたそうです。
深緑色も目立ちすぎず、どの季節にも調和している気がします。
世界遺産になるでしょうか?
(NK)
バスティーユのマルシェは、毎週木曜日と日曜日に開かれています。
新鮮な野菜たちがおいしそうです。
人参は、日本のものより小さいのが一般的です。
みずみずしいレタスです。
写真に写っている方ではありませんが、マルシェでは店員さんが「マミー(おばあちゃん)元気?」と常連さんと挨拶する姿も見られます。
スーパーマーケットでは見られない、コミュニケーションの場でもあります。
マルシェでのお買い物を習慣としている市民も多いことと思います。
チーズもおいしそうですね。牛柄の布が粋です。
おいしいバゲットと共に。
花が咲いているバジルも売られていました。香りが食欲を誘います。
夏の野菜は色が強く鮮やかで、目からも元気をもらえるようです。
季節を感じられることもマルシェの楽しみです
環境問題は世界中で課題となっていますが、なるべく近い産地のものを選ぶこと、食べられる分だけ買うこと、少しは意識したいなと思います。
7月15日より、フランスのソルドが始まりました。お買い物を目的の一つとしてフランスを旅行される方も多いかと思います。
お買い物におすすめの地区!というわけではありませんが、パリの庶民的なエリア、バルベス(Barbès)をご紹介します。
モンマルトルの丘と同じくパリ18区にありますが、観光地ではないので観光客の方はほとんどいないかと思います。
メトロ②④Barbès Rochechouart付近です。
正面に見えるお兄さんは、移動式でポップコーンと焼きトウモロコシ(※日本のものとは趣が異なります)を売っています。どちらもコーンですね。
TATIという、フランス発ファストファッションのお店です。
第二次世界大戦後、1948年にこの地に生まれました。
この日は大盛況でした。
ただ、先日残念ながらこのお店の閉店が決まったというニュースがありました。
デモとコロナウィルスの影響を受けてということです。
跡地には何が建つのでしょうか。
その名もベイルートモードさん、セレモニー用の洋服店です。
他の地区には珍しいお店が並んでいます。
こちら↓も式典用の洋服を扱っています。
さて、気になるお値段は・・・
子供用は29EUR、大人用は99EUR、199EURの値札が見えます。
日本円だとそれぞれ約4000円、約12000円、約25000円ほどです。
質はお値段相応かな・・・というところです。ちょっとウケを狙ったお土産には良いかもしれませんね。
こちらはBARBESとあります。
なんだかお洒落ですが、明るいブラッスリーでした。ちょっと気になります。
この辺りは日のある時間に行く際も、スリなどには十分注意してください。
日が落ちた後に行くのはお勧めしません。
(PHOTO YN/TEXT NK)