「バングラデシュ」って聞いて、何を思い浮かべますか?
ワタシの周囲だと、だいたいこんな感じ。
ワタシ 「いやー、今度バングラデシュに転勤になりまして」
友人 「はっ? どこそれ?」
ワタシ 「えーと、インドの右側(笑)」
めっちゃ認知度低いぞ。
ワタシとバングラデシュとのファーストコンタクトは、
あれは、たぶん小学校の図工の時間。
絵がヘタだったワタシは
「簡単だから」
という理由だけで、バングラデシュの国旗をよく描いていた記憶があります(笑)。
で、バングラデシュ紹介といえば、
教科書(なんのじゃ)的にはこんな書き出し。
「バングラデシュは、アジアで最も貧しく、
狭い国に人口が多く、
その上サイクロンや洪水など自然災害の多い
かわいそうな国」
…自分、「かわいそうな国」に行くんか!(笑)
ところが、バングラデシュに先月行った上司矢内が力説するには…
「たしかにこれらは事実。
でも、『かわいそうな』というところはまるで違うよ。
バングラデシュでは農村に行っても、
スラムに行っても、
人々はとても明るく、笑顔が溢れていて。
スラムで、『ぼくらは、LUCKY POORだ』という言葉を聞いたんだけど
バングラデシュに生まれて、
『貧しいけどついている。幸せで良かった』 って言うんだよね」
確かに、写真を見ると、いつもみんな笑顔。幸せそう(≧▽≦)/
幸せそうであり、なんといってもヒマそう。
いや事実、どヒマな人が多いらしい(笑)。
というわけで日本人、いつでもどこでも「プチ芸能人」のチャンス!
うーむ、出身高校での教育実習(2週間)が
「人生最大のモテ期」
だったワタシにも大チャンスだぞ。
矢内曰く 「彼らは、好奇心が旺盛で、お節介すぎるほど親切ですし、親日的」(力説2)
えー、ちなみに、このバングラデシュ、
・ここ数年間ずっと、年5~6%の経済成長率っ!
・BRICs、VISTAに続く、「NEXT11」のひとつっ!
「やーい最貧国最貧国ぅ!」
てな感じで、経済的にはずーっとうしろゆびさされ組(←年代がバレるぞ)ながらも、
じつは「最貧国」のイメージとは違う国になってるんですねぇ。
NHKスペシャルが、
首都ダッカを「沸騰都市」と名づけたくらいです。
これからが楽しみな国であることは間違いありません。