バングラデシュはイスラム教徒が大半の国です。
豚肉は、食べられません。
イスラム教では、豚は不浄なものとされているから。
というわけで、日本を出る前にやるべきことは、
「豚肉を食い貯める」
この一点に尽きます。
そういうわけで、ここバングラでは 牛肉は、食べようと思えば食べられます。
しかし、実際に食べようとするとこうなります。
ダッカ市内のレストランに行った時のこと。
メニューを見ながら
自分 「サーロインステーキ一つ」
ウェイター 「チェックしてみる」
ようやく戻ってきて、
ウェイター 「今日はない。でも、ペッパーステーキならあるぜ」
自分 「じゃ、ペッパーステーキお願いします」
いただきます。
味いまいち…
次の日。
自分 「今日は、サーロインステーキある?」
ウェイター 「チェックしてみる」
またのんびり戻ってきて、
ウェイター 「今日はない。ペッパーステーキならあるぜ」
以下毎日、このやりとりのコピペ。サーロインステーキは一度もありません。
ならば、外国人も来るホテルで注文。
自分 「今日、サーロインステーキあるん?」
ウェイター(ホテル) 「OKサー。もちろんサー」
のんびり戻ってきて、
ウェイター(ホテル) 「今日はない。ペッパーステーキならあります」
やっぱコピペかい!(笑) しかもペッパーステーキはまずい(断言)。
ここで一句。
いつまでも あると 思うな 親と金 と Y野家牛丼 (よみびとしらず)
その理由が分かったのは、ダッカ支店イチオシのグラミン銀行視察ツアーで
農村に行ったとき。
① バングラの牛はやせこけていて、そもそもサーロインの部位がほとんどない。
② エサは、道端の雑草?残飯?
枯草も牛には大切な餌なのです
ちなみに、3,000タカ(4000円強)で買った子牛は、こんな風につないでおけば、
1年後には大きくなって、15,000タカ(2万円強)で売れるそうです。
飼い方は単純。外に出して紐でつないでいるだけ。ただそれだけ。
余談ながらワタクシ、インド・デリーで、牛ではないのですが、ヤギを買って飼ってたことがあります。
もちろん食用として。
農村の人々は、
最初はニワトリからはじめ、慣れてくるとヤギそして牛へとステップアップします。
子ヤギの場合は3頭で2000タカですが、大きくなると1頭5000タカに。
そんな(ってどんな紹介じゃ!)バングラの農村を訪れて
グラミン銀行の活動に触れるツアー、やってます。
ダッカ市内発、「グラミン銀行・マイクロクレジット視察ツアー」
http://activities.his-vacation.com/jp/jp/TourLeaf/DAC0001.htm
サーロインステーキの昼食はついてきませんので、あしからず(;´▽`A``
日本からのツアーもございます。
グラミン銀行と世界最大のNGO・BRACを視察バングラデシュ・スタディツアー6日間
http://www.his-j.com/tyo/eco/asia/eco-bengal-04.htm
バングラデシュへ是非お越し下さい!