バングラ情報・慣習
2010.03.30
「インド人もびっくり」
というコトバはありますが(インド人が言うのを聞いたことあります・笑)、
今日は、「ニホン人はびっくり」なお話を。
【アジャン】
(1) イスラム教は、一日5回、聖地メッカに向かって礼拝すべし!
(2) バングラデシュでは、そのイスラム教徒が国民の大多数
↓
(結論) 「礼拝のタイミングは、街中に、大音量で流したほうがええやんけ!」
ということで、毎日「礼拝の時間を知らせる大音量のメッセージ」=アジャンが流れます。
1日5回(金曜だけ1日6回)流れます
アラビア語ではアザーンと発音されるのですが、
バングラデシュではみんなアジャンと言っているので、アジャンです。
アジャンの時間は、太陽と月の動きによります。
街中のモスクの、塔(ミナレット)のスピーカーから、
季節によっては、早朝5時半ごろ、
「アッラーフ・アクバ~ル…」
「アシュハド・アンラ~・イッラーハ・インラッラ~っ」
大音量の声が。ホテルの隣にモスクがあった日には・・・・
驚いて飛び起きる方もいるようですが、私は全く気づかず熟睡できます!
バングラデシュだけでなく、イスラムの国に行かれる方は、
早朝のアジャンは
心してお休みください
余談ですが、アジャン係のおじさんにも、いい声・悪い声がありまして。
いい声のアジャン係のおじさん(勝手に略しておじャン)が
いる街で朝を迎えますと、
朗朗たる、そして荘厳なる、祈りへの導きの声
さわやかなお目覚めになること、間違いなしです
ちなみにこれは、週に一度の大きい礼拝の日(金曜の午後)の
ダッカ市内の様子です。
モスクに入りきれない人々が一般道まであふれて、
聖地・メッカに向かって礼拝しています。
これも、日本人にはビックリの光景ですよね。