夜が大雨で、いきなり「ドゴーン!」音がした途端停電になった次の朝、
木が倒れたのか!ふたりがかりでノコ引いてましたが、木がでかいだけにノコノコ…。
ビルの警備員さんに呼ばれて尋問…ではなく世間話。
そしておキマリの「写真撮ってくれ」。
大人でも好奇心と人懐っこさのカタマリ、これこそダッカの日常でございます。
そんなゆるーい雰囲気で目指したのは、ファーストフードショップ
なんて読むのかいまいちわからないので、そのまま「HELVETIA」(笑)
ドアは自分で押して入りました。何日前か前、通ったときはドアマンいた気がするけど(笑)。
カウンターにオジさんがひとり。
自分「あ、先に注文していいんですか?」
メニューが壁に描かれてるだけでなく、プリントされたのもありまして、ありがたく取材資料にいただきました(みやげ話のタネにも!?)。アイスクリーム(メニューいちばん下)が90タカ(約130円)! 街角のチャーイが5タカの国やぞ! ほかにも「インスタントコーヒー」なるメニューがあったり、なかなかローカル色大爆発のレパートリーです。
オジ 「ほーい、おまたせー」
…さっきのカウンターオジさん、店員だったんかい!
ちなみに注文してから20分。
そこで思い浮かんだこの店の(勝手に)キャッチフレーズ、
「HELVETIAでは、食べ物だけでなく時間まで『スローフード』です」(笑)
きょうの注文はビーフバーガーセット175タカ(約260円)とグリーンサラダ80タカ(約110円)。
フライドポテト、ひっくり返るほど(ひっくり返ってないけど)カリカリに揚がってる!
子どものころフランスパンや焼きおにぎりの外側が好きだった自分には、もう大ヒットでした。
これでもか!とパッケージが主張するビーフバーガー。
ちょっと白い!?
そしてミョーに柔らかい、いや「独特の食感」(笑)のビーフ!
サラダ用フォークはきちんと金属製。しかも2本…自分ひとりなんに…
謎のケーキスタンド。しかも回転中!
暗い!? いえいえ、太陽が強烈なバングラデシュでは、光の届かないのが「ぜいたく」という価値観があるんです。(同じ理屈で、冷房もとにかく強いのがサービスのあかし。クーラーに弱い方は気をつけて。) でも、入り口側は全面ガラス張りで光たっぷり。そこで、
「HELVETIAでは、お好みの明るさの中でお食事ができます」(キャッチフレーズ2)
いすの上に脚組んで、時間つぶし風にひたすら話してる地元マダムふたりと
時間つぶし風にひたすらカウンター店員氏と話す、さっきのオジさん店員氏。
たしかに、このファーストフード店には、スローな時間が流れてます(笑)。
というわけで、バングラデシュならではのファーストフード体験なら、HELVETIAへ!
「HERVETIA Fast Food & Coffee House」
住所…Tower Hamlet, 16 Kemal Ataturk Avenue, Banani, Dhaka
ダッカの高級住宅街バナニ(ボナニ)地区の目抜き通り、カマルアタテュルクアベニューの真ん中。
※あとで調べたところ、Hervetiaとは、古代ローマ時代に現在のアルプス・スイス地方を指す言葉だったそうです(読みは「ヘルベティア」)。
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投稿: ママトバイ -2010年5月31日 (月) 07時19分
■バーガー屋はゲリラ的に乱立してますね
僕は個人的(味的)にAWですが価格的にフライデーとアーミーの近くの国道沿いの店・・名前忘れてしまった・・・が行きつけですね。A&Wは一年近く通っていたので顔を完全に覚えられてますが。 次回からは通わなくて済みそうです。追伸 食中毒の意外な原因の一つに古くなった油を使い食あたりを起こす事があります。 くれぐれも油の鮮度には気をつけて・・。 -
投稿: ホレイショ -2010年6月 1日 (火) 04時00分
■バングラバーガー
なんかいいですねえ。せっかく外国行くなら、地元っぽいとこ行きたいですもんね。ぼくは、東南アジア南アジア地域ではタイしか行ったことないので、行ってみたいなあ。 -
投稿: HISダッカ支店 -2010年6月 3日 (木) 03時37分
■Re:バングラバーガー
>ホレイショさんご当地バーガー、面白いですよね!日本国内のご当地モノを上回る衝撃に会ったりしますから…。イスラム教徒8割の国なので、ポークバーガーはありませんし。お隣のインドでは、多数のヒンドゥーに配慮して、マックではビーフバーガーがないばかりか、メニューの半分がベジタリアンバーガーだったり。ちなみにバングラデシュには、マクドナルドがまだありません。来るって噂は絶えないようですが…。