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2014.01.10
こんばんは。ダッカ支店、加藤です
私はまだバングラデシュにきて、間もないですが、
それでも、時々この先もこの地で過ごすことに不安になるときがあります。
ハルタル(ストライキ)やオボロッド(道路封鎖)が理由ではなく、
ましてや不便だからとか友達がいないから、とかが理由でもありません。
ストリートチルドレンや物乞いの人たちに日々出会うなかで、
自分がその人たちを「見過ごす」ことしか出来ていないのが、とても後ろめたいからです。
バングラデシュはアジア最貧国と言われていただけあって、
今も大勢の物乞いやストリートチルドレンの子達がいます。
外出するときっと誰もが必ずといっていいほど彼らに出会うでしょう。
心をどれだけ無にして歩こうとも、やっぱり私も生身の人間。
出会うと、やっぱり心がチクチク痛みはじめます。
いつもはチクチク痛むだけなのに、
時々彼らの光景がとてつもなく心に重くのしかかるときがあります。
「あー。これから先、どれだけこの光景に出会うんだろう」
そう思うと正直この地から逃げたい気持ちでいっぱいになります。
現実と向き合うのが怖くなってしまうのです。
私には抱えきれない。
何もしていない癖にそんな気持ちでいっぱいになります。
贅沢な暮らしをしているすぐ傍で家もなく、食べるものもままならない人たちがいる。
その紛れもない現実が後ろめたく、耐え難いのです。
インドやカンボジアなど旅したときに幾度も出会ったはずなのに、
これからも住むなかで出会う重みとは私の場合、全然違いました。
私に何が出来るのか、
最近悶々と考える時間が増えました。
そんな中、この場を借りて声を大にして言えることは
早くバングラデシュの情勢が安定してほしい!
それに尽きます。
今後、私に出来ることはほんとにちっちゃなことでしょう。
もしかしたら何も役に立てないかもしれません。
それでも、きちんとこの国と向き合って
バングラデシュの「今」をこのブログから少しでも発信していけたらと
思っています。
改めて。
これからもよろしくお願いします。
ダッカより
加藤でした
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投稿: Chieko Suzuki -2014年1月11日 (土) 02時02分
■無題
私も仕事でダッカに行って、今回も2月15日ぐらいに行く予定でしたが、ちょっと延期しようかなと思っています、本来はとてもいいところだと思っているので、残念です。ブログは見させていただきますので、またよろしくお願いいたします。 -
投稿: HISダッカ支店 -2014年1月11日 (土) 15時38分
■Re:無題
>Chieko Suzukiさんコメント頂きありがとうございます!2月にバングラデシュに来られる予定だったんですね。今後、再選挙が行われる可能性があり(まだ未定)、それにより現在もまだ情勢不安定が続いております。(ボナ二、バリダナ、グルシャンは気をつけて行動すれば危険というほどではありません)今後も選挙に関してわかり次第ブログでアップさせて頂きますが、ご不明な点などございましたらご連絡頂けたらと存じます。