移動・交通 2014.03.13

こんにちは!
昨年12月にインターンの方が来てから、しばらくブログ更新をしていませんでした。
お久しぶりのダッカ支店高橋です。

3月に入ってからは、夏がそこまで来ている!という感じで日に日に暑くなってきています。
ダッカ支店はエアコンフル稼働中です!

さて、先日列車に乗ってシレット地区のスリモンゴルへ行ってきましたので、
列車の乗車体験をレポートしたいと思います!

シレット行きの列車は複数ありますが、今回乗ったのは【PARABAT】という列車。
朝早くダッカを出発して夜遅くダッカに戻ってくるスケジュールで、
スリモンゴルでの滞在時間は約6時間。
この列車を使えば、スリモンゴル日帰り旅行が可能です。

事前に駅で購入した切符はこちら。

train name, train no, from/to, coach number
などなど、項目名こそ英語で書かれていますが、肝心の内容はオールベンガル語。

英語が読めない人が多いとはいえ、これは少々ハードルが高いです。
車両番号も日本なら1号車、2号車~となっておりますが、
こちらでは車両番号もベンガル語。
日本語で「あ」、とか「か」とか書いてあるようなイメージなので
同じ文字を探すのは大変!
一番早いのは近くにいる現地の人に聞くことです。
こちらの人はおせっかいなくらい親切な方が多いですので、
困ったときは助けてもらいましょう。
※ちなみになぜか今回は一度もチケットチェックがありませんでした!
 通常は車内でチケットを見せなくてはなりません。

また、ダッカにはダッカ中央駅(コムラプール駅)と空港駅があります。
今回はダッカ支店から近い方の空港駅から乗ることに。
ダッカ空港の真向かいにあります。


シレット行きの出発時間は朝7時7分。
きっと遅れるだろうと勝手に思っていましたが、
定刻から遅れることたったの5分で空港駅を出発。
予想以上に順調な出だしとなりました。

今回購入したのはSHOVANシート。
いわゆる1等席や2等席といったようなクラスわけがありますが、
SHOVANシートは一番安いクラスです。
本当は良いクラスが良かったのですが既に満席。
良いクラスのシートはもともとの数が少ないので、早くなくなってしまいます。

ですが、このSHOVANシートも、決して悪くはありません。
むしろ想像していたよりもなかなか良い!という印象です。
エアコンこそありませんが、天井にファンがついており、
暑い時期の移動で無ければ、このシートでも十分だと感じました。


ただ、車両全てのシートが前後ろ反対のままで、後ろ向きに出発。
前向きに方向を変えられるタイプのようでしたが、
全部後ろ向きだったため変更できず。酔いやすい人は注意が必要かもしれません。

30分も走れば、車窓は田んぼや原っぱが広がり、ダッカの喧騒を忘れさせてくれます。

一方で車内は物売りの方が行き交いにぎやかです。
スナック、チャイ(紅茶)、ピーナッツ、サンドイッチ、水、ゆで卵、
ジュース、フルーツなどの食べ物をはじめ、
新聞、ハンドタオル、子供向けの本、おもちゃなど。
車内販売といえるのか分かりませんが、新幹線の車内販売のように、
いろんな種類のものが一度に売られるわけではなく、
ピーナッツ売りの人が「ピーナッツ、ピーナッツ~」と言いながら回ってきたと思えば、
反対からは「ゆでたまご、ゆでたまご~」というように、単体での販売です。

停車駅に停まると、物売りの人も入れ替わり立ち代り。
停車時間の5分ほどは物乞いの人が乗ってくることもしばしばでした。

また、突然ギターの演奏と歌が聞こえてきたと思えば、
5分ほど熱唱した後に、勝手に始めたパフォーマンスに対して
「チップ回収しまーす!」と言わんばかりに小金稼ぎをする人も。

そんな感じでいろんな人が乗ってくるので、
窓の外の景色と、車内の様子を楽しみながらあっという間の4時間。
スリモンゴルに到着したのはほぼ定刻の11:20分でした。

スリモンゴルの駅はこんな感じです。



駅名さえもベンガル語です。
車内のアナウンスや目立つような駅名の看板はありませんので、
降りる駅は周りの人に予め伝えておきましょう。

ちなみに列車のチケットはそれぞれの駅で当日駅の窓口にて購入可能です。
これはスリモンゴル駅の窓口です。

ただ、当日だと良いクラスの席は満席のこともしばしば、また英語が出来ない方も多いです。
事前の購入がおすすめですが、これもなかなか難しい!

そこで、限られた区間になりますが、
列車チケットの代行購入サービスも近日中に開始する予定です!


ちなみに、ビッショイステマというイスラム教の巡礼祭の際は、
巡礼に向かう人々で列車はこんな感じになります。

外側にいる人は、いわゆるただ乗り。無賃乗車です。
普段はこんな感じではありませんのでご心配なく!


★今日のベンガル語★
列車⇒レールガリ

HISダッカ支店 高橋

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    • 投稿: hiro -2016年6月 3日 (金) 11時28分

      スリモンゴル行きました 紅茶の産地ということでお茶畑行きましたがお茶の木自体は日本茶と変わらないのですね なんかがっかり!

    

    HIS ダッカ支店

    2024.04
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