メルハバ
トルコはイスラム教の人が殆どです。
そしてイスラム教徒にとって大切な月、ラマダンが始まりました。
夜明けから日が暮れるまでの間は何も飲まない、食べない、という断食で、貧しい人や飲食がままならない人々の気持ちを分かろうという意味があるそうです。
お腹が空いたり、喉が渇いたりしたら、普段なら水を飲めばいい、食べればいいわけですが、それがかなわない人々が世界にはまだまだたくさんいます。
喉が渇きます、ああ、こんな思いを毎日してるのか、お腹がすきます、これが3日も続いたら耐えられないな・・など様々な思いが巡ります。
そして断食が終わると、家族皆で豪華な食事をします
家族のありがたみ、大勢で食事をとることの大切さも知ることができます。
こんな習慣がまだ続いていますので、優しい心も忘れず引き継がれているのかもしれません。
人の気持ちになってみる、これは大切な人間の考え方のひとつですよね。
難しいことはさておき、ラマダンは太ります
1日中何も食べない、1日2食程しか取れないので痩せると思われがちですが、夜から夜中にかけて
食べ、スイーツをたっぷりとるので太ります!(人にもよりますが・・)
スイーツは、普段食べないものまでつい、買ってしまうのがラマダン。血糖値が下がるので甘いものが食べたくなるんですね。
トルコのスイーツは種類も豊富でお店もあちこちにあり、すぐに手に入るので、これも困りますね。
スタッフは初日は、テルカダイフというピスタチオ入りのなんとも甘いスイーツを購入、サクッとしつつ、甘く、やばいといいながら食べました・・
写真は、別もののトルコスイーツ、キュネフェ。
テルカダイフは、この下の生地に似ていて、こちらのキュネフェはチーズが入ります。
甘さは、同じなのですが、チーズが入ることで、こちらのキュネフェは甘さが感じられず、しょっぱさと丁度良くマッチする、不思議なスイーツです。
トルコのスイーツは、未だ甘すぎて食べられないものも多々ありますが、ミルク系のスイーツは、
比較的甘さ控えめで美味しいです。
というわけで、断食のお話ですが、どうしてスイーツになったのか・・血糖値のせい、ということで。
次回もラマダンの続き・・をリポートします!