総集編 2009.07.14
アキーラさん涙 フィジーよ!!
サヨナラ!!モゼ!!フィジー総集編2


H.I.S.フィジー支店☆憧れの南太平洋ブラ Blog


8.フィジーの2大民族に関して

この国の主要民族は原住民フィジー人と インド系の人々でございます。両方とも顔が黒くあまり外国人慣れしていない人は どちらがどっちだか分からないかもしれません。しかし顔のつくりや体格、性格等に 違いが見られます。

bleah 原住民フィジー人lovely

原住民 フィジー人は 紀元前1300年頃 東南アジア島嶼から ニューギニア方面のオーストラロイドと混血をを繰り返し そこからフィジーに渡って来たといわれているメラネシア系の人々でございます。途中 隣国 ポリネシア系ののトンガからの侵入を受けてポリネシア文化も入ってまいりました。 

外的特長はまず髪の毛が縮れ毛の人がほとんどでございます。タレントのパパイヤ鈴木さんみたいなパパイヤヘアーの人が多いです。(特に女性)体格は恵まれており、平均身長も日本人よりは3~5センチほど高く 何よりも 肩幅が広くて筋肉質の人が多いです。80キロ超もしくは90キロ、100キロ超のヘビー級の人々がかなり多いです。女性も80キロ超の人々が多いと言われております。これは食生活、普段ののんびりとした生活スタイルが要因になっていると思われます。

目はぱっちり二重の人が多いように思われます。 そして内的部分では性格は この南の島国の温暖な気候で先祖代々 過ごしてきた為か すごくのんびりとした人々がおおいです。そしてこののんびりとした 時間の流れを フィジータイムといいます。ここでは日本的ビジネススタイルは通じないことも多いです。動きは鈍く、のんびりと歩き 腕時計、スケジュール帳をを持っている人が少なく 自己の体内時計で行動しているような人も多いです。原住民の人々でお店を経営されている方は あまりおらず そのほとんどがインド系であると言われております。複雑な計算や難しく考えるのが出来ない人も多いと思われます。それでは原住民の方々はどこで働いているのかというと 人をもてなす能力には長けている為に ホテル、旅行会社などの観光業に従事している人が多いです。あとは身体的能力も優れておりますので 肉体労働者も多いと思われます。もちろん正直な話し 悪い人も多いのですが、基本的には純粋で 手を挙げれば 手を挙げてきて 挨拶すれば笑顔で挨拶され、ウインクや首を上下にふり挨拶すれば 真似をしてくるという 単純(笑)というか純粋な人々であると思われます。原住民の女の子にウロ(魅力的だ、可愛い)というと 本気になってしまう女の子が多いです。今度食事に行こうとか 誘われます。この原住民の主食は日本人の米とは違ったイモ類であります。ダロ芋よりも主にキャッサバの芋を食べます。よく行く 地元の人々も行き来する 食堂では 彼らがカレーをよく頼むのですが なぜかカレーライスではなく カレーキャッサバ!!びっくりです。彼らが日本に来て生活したら サツマイモやサトイモ、ジャガイモ等を キャッサバの代わりに食べそうです。彼らの得意の英語でのいいまわし SET!!SET!!(完了)をよく使いますが もしくは 大丈夫と念押しされても 大丈夫でないことも正直 多いのが事実(笑)そして食事の約束をすると なぜか1時間遅れは当たり前。時々 そんな彼ら相手に仕事をしていると 業務に支障をきたすので 憤りを感じる時がありますが

憎めない人々であります。のんびりとしていてマイペースのこの原住民の特徴が変わってしまっては面白くなくなってしまします。フィジー人はいまだに村単位で生活されている人々が多く、村には酋長さんがいて皆をまとめています。村の家は平屋が多く 部屋も1つ2つしかないために 日本の核家族で家庭内の子供部屋を与え 家族間のコミュニケーションが少ないような日本の家庭とは違っておりますので 上記に示したような気さくな人々が多いのかもしれません。


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bleah インド系に関してlovely

インド系の人々は 髪の毛がストレートの方が多く 体格はフィジー人に比べればキャシャな人々が多いです。しかし同じインド系とはいっても インダス文明を築いたといわれるもとものと先住民のドラヴィタ人、あとからインドに侵入した アーリア人と別れている。ドラヴィタ系は一般に肌の色が濃く 低身長 手足が長いといわれており オーストラリア原住民、パプアニューギニア、スリランカの人々と同じ系統といわれておりオーストラロイド、ヴェダロイドに属すると言われております。それに比べてアーリア系は中央アジア方面から南下してコーカソイド(白人系)と言われております。肌の色が薄いです。なので何だか 白人ぽいと思えるようなインド人が多いはそこに理由があります。しかし数千年の歴史の中でこの2者により混血が進んでおり何だか白人ぽい顔立ちはしているが顔は黒いと感じるのはそのためであります。ドラヴィタ系はアジア的な顔立ちをしております。

もともとフィジーは イギリスの植民地(1874年~1970年)だった時代が96年間あり その間に 同じく植民地だった インドからイギリスにより強制入植された インドの人々が多くおります。今では国民の40パーセントほどです。今は1世で生きている人はほぼ皆無でしょう。3世、4世、5世が中心になってきております。インド系の人々は他の多くの国々にもイギリスにより強制移住させられておりますが、理由があります。まず勤勉であるという事、そしてわりと従順であるというところです。勤勉であるが故に商売上手であるといっても過言ではありません。原住民の人々は 勤勉かといったら あまり勤勉ではないのは事実です。今日のフィジーがある程度 経済発展した経緯にはインド系住民の努力があります。(本国インドでそれなのに いまだ 年間1人あたりGDPが1000ドル以下というのは 古い封建体制である身分階級 カースト制度が今だ根強く残っているというのがありますが)

ある逸話があります。フィジーがイギリスの植民地となった当初、イギリス人はサトウキビのプランテーションを各地に作り 原住民に働いてもらってましたが。仕事を中断し 食事をし始めたり、昼寝をし始めたり、カバ(フィジー伝統飲料)を皆で乾杯したり、歌を歌い始めたり 非常にのんびりとしており 生産性が悪く 勤勉なインド人をフィジーに連れてきたと言われております。ある意味 インド系の人々は日本人に似通ったところを持っている感じがします。

この国には 街中にいけばレストランが多くありますが インド系の方が経営するレストランが多くカレー屋さんが多いです。彼らはカレーが大好きで 毎日 毎食カレーという人も珍しくはありません。相当なカレー好きです。そういえば アキーラさんも今まで 週5日ペースでカレーでした。街中に行くと よく伝統衣装のサリーを来ている女性が多いです。インド系の人々は商店やレストラン、会社経営されている方々が多く フィジーで経済の実権を握っているのはインド系と言われております。他にタクシーやバスのドライバー、修理工や技術者も多いです。インド系の女性にジュルム(魅力的だ、可愛い)というとすごく笑顔になり照れくさい顔を見せてくれます。この人達も何かをしてあげれば義理を感じいろいろ優しくしてくれます。


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9.原住民とインド系の対立

イギリスの植民地から脱した1970年以降 フィジーは経済発展を遂げました。主にサトウキビ栽培、商売をしているインド系の人がこの経済発展に寄与したと言われております。そしてインド系内閣 初の内閣が1987年に誕生しましたがさすがにのんびり屋で我かんせずのマイペースな原住民も経済と政治両方を握られては我々 原住民がないがしろにされると思われたのか やっと危機感を感じたのか 原住民によるクーデターにより解散させられ、同じ事態が2000年、2006年と発生しております。今は原住民主体の軍事政権がフィジーの政治を握っております。軍隊を出してでも(今の民主主義国家の中では軍政は批判の対象にされてしまいますが) もともとの原住民として自分達の国であるわけですし、よその国から渡ってきたインド系の人に国を乗っ取られてはと考えるのは当然かもしれません。インド系は商売が出来ても 土地の所有権が認められないというのがあります。原住民からすれば土地の所有権を認めさせてしまえばお金でもって 土地を接収されて 自分達の生活が困窮してしまうという危機感があります。しかしインド系の人々の立場で物事を考えれば インド系の人からすれば ほとんどがインド国籍パスポートではなく フィジー国籍パスポートを持っている インド系フィジー人ですので 3世~5世の人々が 同等に扱ってくれというのは分かる感じはあります。日本人の自分としては どちらの立場、考えも理解する事が出来、どちらかに肩入れというよりも中立の立場で物事を考えさせてもらっていただいております。お互いの利害が絡みあっている事なのですごく難しい問題であります。もちろん両者は普段は仲良くしております。表面上仲良くして陰口をたたきあっていることもありますが。インド系でもヒンズー教、イスラム教を信じるものと分かれ この2者間でもわだかまりはあるみたいです。両者で真の友情を持って交流している人も多いです。これら両者による混血はあまり進んでおりませんが たまに見ることが出来ます。もう少し混血が進めば違った展開になるかもしれないですが 思想や文化、宗教など多くの点で相違があるのでなかなかうまくいってはないです。


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                           lovelybleahsmileまだまだ続くlovelybleahsmile

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