2020.05.20

BULA!

お天気コーナーです。

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イワシ雲が広がり、すっかり秋めいてきました。

午後2時の気温は27℃。湿度は64%。
ずいぶん過ごしやすくなりました。

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午後5時半を過ぎると陽が沈みます。


これからの季節の風物詩があります。

20121157_621946128004623_3687617852 サトウキビの収穫シーズンが始まります。

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広大な土地での収穫はかなりの労働で、同じ農業仲間や近所の人たちの協力を得て
取り掛かります。

 

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ボンネットトラックがまだまだ現役で走っていたり、サトウキビ運搬用だけにある
線路に乗せてラウトカの工場まで運びます。
この光景を見られるのは5月~11月の間だけ。

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Pg32 工場には各地からやってきたトラックが列をなしており、自分の順番が来る迄
半日かかる事もあるそうです。
朝いちばんに到着するために、夜中に収穫している畑もあり、この時期はどこかから
刈り取りやトロッコの音が聞こえてきます。

Sugar2018crushingseasonopens1 砂糖にするまでに、たくさんの人の手が加わっているんだなと感じます。


フィジーのサトウキビ産業に携わる人たちの大半はインド系住民です。

1978年(明治10年)に最初の労働者としてやってきた人たちが今に続いています。

ハワイに日本人が移民を開始したのは1968年(明治元年)です。
この頃の世界は、砂糖産業と移民が盛んに行われていたのですね。

ちなみに、フィジーにも太平洋戦争前までは移民を推進していたのですが、
気候と食料事情などで病気になる人も多く、根付かなかったそうです。

もし、フィジー系住民がサトウキビ産業をやって、インド系移民が来なかったら、
こんなに経済が発展してなかったかもしれません。

もし、日系フィジー人が多かったら、
もし、統治する国やタイミングが少しずれていたら、ハワイのようにもう少しおしゃれに
なっていたかもしれません。



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なんて色々想像してみると歴史って面白いですね。

 

フィジー・ナンディの気候の特徴についてはこちらからチェック!

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