BULA !
フィジーは観光業とサトウキビ産業が大きな役割を担っています。
今は解除されましたが、3月19日にフィジー国内で初のコロナ感染者が出たため、
3週間弱フィジー第二の都市ラウトカがロックダウンになりました。
発表当初はスーパーマーケットは大混雑でしたが、3日もすると通常通りの
お買い物風景に戻っていました。
ロックダウン中、製糖工場があるラウトカから砂糖が入ってきませんでした。
普段からコーヒーには砂糖2杯は当たり前なここの人たちにとっては
これは大問題!
が、
普通の白砂糖は残っていました。
みんなフィジー産のブラウンシュガーが好きなんです。
スーパーマーケットの前には予めこんな張り紙が
張り紙をみて、悲しそうな顔をして帰っていく人たち・・・。
砂糖以外の製品は十分ありましたが、甘いもの大好きなフィジーの人には
相当な衝撃だったようです。
ロックダウン解除後は通常通りになり、皆今日もコーヒーにモリっとシュガーを、
お家では自家製ケーキを焼いている事でしょう♪
フィジーのお砂糖は、粒子が粗く、薄いブラウン色をしています。
こちら4kg。業務用? いえいえ一般用です。
10kgも普通に売られています。
まるで米かセメント。
家族も多いというのもあるんですが・・・。
フィジーの砂糖はサトウキビからできている身体にやさしい自然食品(摂りすぎなければ)
煮物や和菓子を作る時に良いんです。
スーパーマーケットでは1kgから売っているところもあります。
お土産用には、町やホテル、空港などでかわいい袋にいれられたものが売られています。
砂糖を精製する時に糖以外の液状のものが抽出されます。
日本では糖蜜と呼ばれていますが、フィジーにもあるんです。
MOLASSES (モラセス)
パン屋さんのレジの近くなどに売られています。小さいボトルでf$5くらい。
粒子の砂糖よりも更にミネラル豊富!
日本の黒蜜に味が似ています。
ほんのりクセもありますが、抽出したそのままを使っているので、
ナチュラルな味なんです。
フィジーの人たちは、体調を崩すと、毎朝スプーン1杯飲んでいる人もいます。
ヨーグなどに和えて食べたりするとおいしいです。
1kgの砂糖よりはかさばらず、重くないのでお土産にも良いですね。
赤い看板が目印のパン屋さんで売っていますよ。
ポート・デナラウにもあります。
フィジーのお砂糖試してみてくださいね。