Bula!
今日はフィジー人にも大人気のフィジーのインスタントヌードルをご紹介します。
フィジーでの昔からある老舗ヌードルメーカーは日本でもおなじみのMAGGI社のものです。
ちなみにマギーではなく、なぜかマジーと発音します。
味はチキンと、カレー、スパイシートマトの3種類。
チキンですが、色は日本の塩ラーメン、味は塩ラーメンとコンソメスープの中間のような味。
インド系住民の多いフィジーならではのカレーフレーバーは、名前の通りのピリ辛カレー味で、なかなかにイケます。珍しいのでお土産に買っていく方も多いです。麺は油で処理してあるタイプです。
後発のCHOWヌードルにはトマト味と、チキン味、スパイシーチキン味、マサラ味があります。CHOWヌードルは、フィジー全国に小麦粉製品を広く供給するFMF社の製品です。
チキン味が最初に発売され、数年後にトマト味が発売されたのですが、発売と同時にフィジーのインスタント麺市場を席捲。現地の人が買ったばかりのCHOWトマト味を抱えて歩いているところはよく見かけるのですが、ほかの袋麺を買ったり持ち歩いているところは一度も見たことがありません。
こちら人気のCHOWトマトヌードルの味ですが、ほんのり甘酸っぱくて、トムヤムクンから辛みを除いたような感じです。麺はMAGGI同様、油で処理してありますが、MAGGIEと比較すると1.5倍ほどの太さで、がっつり食べられる食感が人気です。
その他に東南アジアや韓国から輸入された袋麺やカップ麺もスーパーマーケットにて入手可能です。
インスタントヌードルの食べ方ですが、鍋で茹ででつくったり、また、熱湯でふやかすだけでも食べられます。また、麺だけをスープの具としていれることも。かなりふやけてしまうのですが、皆気にせずに食べます。また、麺をゆでたあと、汁気をきって粉末スープを混ぜて食べたり、その汁なしの麺をパンにはさんで食べることもあります。
また、調理せずそのまま砕いて粉末スープを混ぜてスナック菓子のように食べる人もよく見かけます。
これらのインスタントヌードルは、スーパー等ではたいてい5袋パックにて販売されています。価格は5個で3フィジードル程度です。1パックの内容量がMAGGIは80g、CHOWが85gと日本のインスタント麺とほぼ同じ。体の大きいフィジー人はこれでおなか一杯になるのでしょうか?
いえいえ、ご心配は無用です。インスタントヌードルは一食につき一個とは決まっておりませんので、ひとりで2~3個平らげることは珍しくありません。
皆さんもフィジーにいらした際には話のタネにフィジーのインスタントヌードルを食べてみてくださいね。
また、フィジーは肉を使った食品の持ち込みが厳しく制限されております。肉を使っていなくても、日本のインスタントラーメンは検疫にて没収されることが多いので、お気を付けください。