小雨がパラパラと降る中
行われた今年のゲイ・パレード(6月25日)も、やっぱり曇り空も吹き飛ばしてしまうくらい
ゴージャスでド派手でした~っ!
地響きのようなベースのきいたテクノ・ミュージック
がミッドタウンからダウンタウンまで鳴り響き、真昼間にも関わらず、5thアベニューはダンスクラブ状態。ピチピチのホットパンツをはき、フロートの上で踊り狂うマッチョのゲイのお兄さんたち。中には、ゲイのおじいちゃんもいたりして、仲良く手をつないで踊ったりと、とってもキュート!(*⌒∇⌒*) トランスジェンダーのドラッグクイーンたちは、フレンチメイドや、ナースなどのコスプレ、もしくはピンヒールに極端に布地の少ない装いで観客たちに手招きをし、
投げキッスの大サービス。
妖艶な踊りで色気を振りまくフランダンサー…
って、よく見れば、実は♂!?( ̄□ ̄;)!!
少し雨は降っていたものの、パレードのスタート地点(52nd Street/5 AVENUE)から終点のChristopher Streetまでギャラリーは満員!5thアベニュー沿いのアパートのベランダや非常階段までも、「ゲイ・プライド」を応援する人たちでいっぱいでした。シンボルのレインボー・フラッグを振り、観客たちもパレード参加者たちに負けないくらい歌って踊って、大騒ぎ~っ!ワシントン・スクエア・パークでワンちゃんを散歩していた通りすがりの人も、思わず足を止め、ニューヨークで一番ワイルド&クレイジーなパレードにすっかり見入っていました。前編でも書きましたが、今だからこそ受け入れられている「ゲイ・カルチャー」ですが、ほんの20年ほど前までゲイの人たちはひどい差別と偏見をうけていました。
だから、毎年行われるこのプライド・マーチも、ただ単に派手なのではんく、辛い苦難の時代から立ち上がった人たちの思いと信念がこもっているのです。
「人種のるつぼ」と言われるニューヨークは、本当に色んな人がいて、お互いの個性や違いを尊重し合える街なんだな~、っと改めて実感します。ヽ(*・ω・)人(・ω・*)ノ