
ワールドトレードセンター近くの「Chelsea Jeansショップ」(196 Broadway)では、5年前の9/11時に、マネキン、床、棚に並んだジーンズと、いたる所に飛び散った灰や、周辺のビルから吹き飛んできたガラスの欠片を、店の一部にずっとあの日のまま残してありました。オーナーのデイビッド・コーヘンさんは「この灰やガラスを全て掃除してしまったら、みんなあの日のことを忘れてしまうかもしれない。あの日の光景は、絶対忘れてはいけないものだと思う」と、店内はまるであの日から時が止まったよう…(ノ◇≦。)
しかし、9/11後、グラウンドゼロを見に来る人は増えたものの、ワールドトレードセンター周辺のショップで買い物などをする人は激減してしまいました。Chelsea Jeansも、9/11以来めっきり客足が減ってしまい、1年後の2002年10月26日に閉店せざるおえませんでした。閉店後、コーヘンさんは、9/11の名残をのこす灰とガラスまみれのマネキンやジーンズをアップステートNYにあるNew-York History Society博物館に寄付し、5年目を迎える今年開催された、9/11に関連した
数千点もの写真や物品のエキシビジョン「History Responds展」(8月25日~2007年1月7日)に展示されています。
崩れ落ち、燃え盛るツインタワーや、当時の現場の写真なども、9/11時にNYにいた人達にとっては悲しい思い出を追想させますが
、Chelsea Jeansの5年前から全く手をつけていない灰にまみれ、ガラス片のささった展示品は、より鮮明にあの日の様子を思い出させることでしょう…。(ノ_-。)
News Source: NY1 NEWS (August 29, 2006)
Information
New-York History Society
170 Central Park West
(212) 873-3400
大人10ドル、12歳未満&シニア5ドル
定休日:月、火~日:10AM-6PM
※9月11日(月)はOPEN
地下鉄:B or Cで81st Street駅
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投稿: miya -2006年8月31日 (木) 00時33分
■無題
はじめまして!!5年前のあの日、ボウHIS支店で働いていました。場所柄アメリカ人のお客様が多くてその日から2週間ぐらいはとても大変だったのを今でもよく覚えています。しかも9月11日。私のBD。ま、日本では1日時差がありましたけど。ところで宮●支店長はまだNY勤務ですか?HIS時代とてもお世話(!?)になりました。元気でがんばってください! -
投稿: his-newyork -2006年8月31日 (木) 14時29分
■コメント有難うございます☆
5年前の9月11日後は、ニューヨーク全体がパニック状態だったそうですね(((( ;°Д°))))私は、まだ日本に住んでいて、ちょうど「ニューヨークに行こうかな~」と思っていた頃だったので、あのニュースをテレビで観た時は唖然としました…でも、そんな事があっても、たくましく立ち上がるニューヨークをみて、さらにNYに行きたくなったのを覚えています。でも、実際にその時NYにいたmiyaさんは、本当に大変だったと思います(ノ_・。)しかも、誕生日に!あ、でもそしたらもうすぐお誕生日ですね~。ちょっと早いけど、HAPPY B-DAY☆