毎年春になると日本でもワシントンD.C.の桜のニュースが報道されるほど、ワシントンD.C.はアメリカ合衆国首都としてだけではなく、
桜の街としても有名です。
しかも、このワシントンD.C.と桜の関係は、日本との強い結びつきがあるのです。今から95年前の1912年に当時の東京市長であった尾崎行雄氏が、日本とアメリカ合衆国間の友好関係をより深めるために
3,000本の桜の苗木をワシントンD.C.に贈ったことから由来します。
95回目を迎える今年2007年の桜祭りは、3月31日(土) ~4月15日 (日) と発表されています。桜まつりの期間は約2週間ですが、期間中、最も盛り上がるのは桜まつり期間最後の土曜日(今年は4月14日)にワシントンDC市内中心部で行われるパレードとストリート・フェスティバルです。朝からワシントンDCの中央を横切る目抜き通りConstitution Avenue(憲法通り)でパレードが行われ、その後パレードが行われたすぐ近くの通りが夕方まで歩行者天国となり、各種露店やステージを設けてのイベントが行われます。ワシントンD.C.で一番大きいと言われるパレードを見たい方は、4月14日 (土) に訪れることをおすすめします。
では、ワシントンD.C.のどこできれいな桜が見れるかと言うと、ジェファーソン記念堂近くのタイダル・ベイスン(Tidal Basin)という池の周辺になります。具体的にどのあたりで見れるかは、ここにアクセスするとPDFファイルにて
桜マップ を見ることができます。タイダル・ベイスンへの最寄の地下鉄駅は、ブルーもしくはオレンジラインの『スミソニアン駅 – Smithsonian Metro Station』です。
ワシントンD.C.は、元々かなり計画的に作られた街ということ、そして、ワシントン記念塔よりも高い建物は建ててはいけないということもあり、タイダル・ベイスン周辺の桜並木はとても綺麗に花見をすることができます。また、ワシントンD.C.でのお花見は、日本と違って、『花見 = お酒を飲みながらの宴会』ではないので雰囲気も異なりますよ。
Photo Courtesy of NCBF Reception (E David Luria)
Photo Courtesy of NCBF Reception (E David Luria)
もちろん、今年の桜まつりは3月31日(土) ~4月15日 (日)となっていますが、いつ桜が満開になるかは天候次第です。今年は暖冬かと思いきや、現状は例年通りの寒さです。とはいえ、3月に入ったら一気に暖かくなるかもしれないし、桜の開花予想は本当に難しいですよね。。。僕は今年3月末にワシントンD.C.へ小旅行を計画中ですが、桜が満開前後であることを願うばかりです。
みなさんも、ワシントンD..C.が一番きれいな時期である春に訪れてみてくださいね。

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投稿: his-frankfurt -2007年2月 9日 (金) 09時13分
■桜
桜いいですね。ドイツでも桜が咲き始める頃です。異常気象で1月に桜が咲いているのをみましたが、今はまた厳しい寒さが来ていて桜も我慢している様です。 -
投稿: his-frankfurt -2007年2月 9日 (金) 09時13分
■桜
桜いいですね。ドイツでも桜が咲き始める頃です。異常気象で1月に桜が咲いているのをみましたが、今はまた厳しい寒さが来ていて桜も我慢している様です。