
ニューヨークも気候が暖かくなり、街歩きにはいい季節になってきました。
今回はセントラルパークの中央にある有名な貯水池を訪れてみました。
5番街の90丁目近くに入口のある1周1.6マイル(約2.56km)の貯水池。
1858年から1862年にかけて、ニューヨーク市への水の供給を目的として作られました。
「ジャクリーヌ・ケネディ・オナシス貯水池」という名前がついています。
生前ここを走るのが日課だったといわれるケネディ元大統領夫人にちなんで1994年に命名されました。
走るには手頃なダートコースなので、天気のいい日には多くのランナーで賑わいます。この貯水池は1926年以降は安全面を考慮して金網が張りめぐらされていましたが、2003年にオリジナルに近い現在のフェンスとなったことで美しい眺望を楽しめるようになりました。
貯水池1周の案内図。緑の木立に囲まれ、都会の雑踏を離れて快適なジョギングを楽しむことができます。北側にはテニスコートもあります。
歩いたり走ったりする方向は「反時計回り」と決められています。
犬、自転車、ベビーストローラーは侵入禁止です。
貯水池の南側にある「サウスゲイト・ハウス」。北側にある「ノースゲイト・ハウス」とともに水質をチェックするステーションとなっています。
「サウスゲイト・ハウス」には「セントラルパークの市長」というニックネームのあるアルベルト・アローヨ氏の写真が飾られています。貯水池の周回コースでジョギングを始めた最初のランナーとして認知されています。
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