ペンシルバニア州のフィラデルフィア。ニューヨークに負けずアートが熱い 街でもあります。今回は、2012年5月にフィラデルフィア中心地に移転して話題の"BARNES FOUNATION"(バーンズ・ファンデーション美術館)をご紹介します。
アルバート・C・バーンズ氏という美術研究家の秘蔵コレクション、約3000点にも及ぶ絵画や美術品が鑑賞できるのがここ、バーンズ・ファンデーションです。ファンデーションという名前の由来は美術財団であるためです。
待望の新たに建築された美術館は近代的かつ重厚で建物も非常に美しいです。
現在のところ、入場券は入館時間帯が決められてます。曜日によってはオープンする前の時間帯に入場できる、特別券も用意されており、静かに美術を鑑賞したい方にはお勧めです。
一般入場券でも、来館時間が指定されておりますので落ち着いて鑑賞できます。大変人気の美術館なので当日券の入手は難しいと思います。前売券を購入する事をお勧めします。
指定された時間に到着して、入館を待ちます。退館する人がある度に入館できるシステムです。(ここはロビーですが、美術館内は写真撮影が禁止されてます。)
バーンズ氏が集めた、セザンヌ、ルノアールの絵画を中心に、ゴッホ、ピカソ、モジリアー二、ドガ、マチス、ルソーなど秘蔵とも呼べる絵画が多数あります。館内は23部屋に分かれており、まるで、私邸を訪れているかのような作りとなってます。
<THE BARNES FOUNDATION>
足を踏み入れて気づいた事は、普通の美術館であれば画家別や年代によって展示されているのですが、ここはまるでバーンズ氏の邸宅にあったような展示の方法を取ってます。モジリアニの横にピカソがあったり、部屋から部屋への通路にゴッホやドガの絵が飾ってあったり...。などなど、とても贅沢かつ何があるのかワクワクします。普段、見ることができない秘蔵の絵画を近くで見ることが出来るんです。
素晴しい美術品を鑑賞して心が豊かになったら、1Fにあるレストランでのランチをお勧めします。冬の為、雪が積もってますが、春、夏などは美しい緑が拝景できると思います。
アメリカでも話題のこの美術館、是非お勧めします。
ALX
THE BARNES FOUDATION
2025 Benjamin Franklin PKWY.
Philadelphia,PA 19130