アート
2013.07.31
こんにちは、iです。今回はニューヨークの美術館のご紹介です!
ホイットニー美術館
Whitney Museum of American Art
945 Madison Ave at 75th Street
New York, NY 10021
月ー火:閉館日
水ー木:11:00~18:00
金:13:00~21:00
土ー日:11:00~18:00
*7/30/2013現在
このホイットニー美術館はダートルード・ヴァンダービルト・ホイットニー(アメリカの彫刻家)によって創設者されました(1931年)
美術観ですが、5階建てで、ギャラリーを思わせる雰囲気です。
美術館の名前にもあるように、アメリカンアートで有名な美術館だそうです。
私はずっと行きたかったのですが、今回やっと行きました!
【1Fの催しもの展】
~8/11まで
[Stewart Udo and Jana Euler: Outside Inside Sensibility]がやっています。
【4Fの催しもの展】
[Robert Irwin: Scrim Veil]
フロアを存分に使ってフロアの真ん中上半分に半透明のスクリーンが設置されて、
それを挟んで窓越しに外をみるとなんとも不思議な感じになります。
【5Fの催しもの展】
現在は
[AMERICAN LEGENDS:FROM CALDER to O'KEEFFE]
上の写真はEdward Hopper作(ボカシをいれています)(1882-1967)
どうやらほぼ毎日英語のガイドツアーが行われているようです。
私は今回ラッキーにも到着時に「ツアーが始まるよ!」と声をかけて頂き、
偶然にも参加。5Fの催しもの展のガイディングが聞けました!!!!
例えば非常に興味深かったのが、上の絵。
絵の中に女性が2人、左が少し年配の方、右が若い女性。
その後ろには家が2つ。その家の屋根あたりには窓がひとつずつ、
その下には窓が2つずつ。要は対になっているとのこと。
デュアリティー(双対性)というのだそう。
また、この女性も左が母親なのか、右が娘なのか、
はたまた、左が「現在」で、右が女性の「過去」の姿なのか…
などなど、面白いお話が聞けました。
ガイドさんも質問しながら観客を巻き込んでの解説はとても面白く、約20人くらいの方が参加していました。
こちらもホッパー作
ガイドさんがお客さんに質問しながら絵の解説をしてくれます。
ちなみに上の絵は実際にその部屋で描いた訳ではなく、
部屋の外から中を見た情景を描いているそう。
こちらはJoseph Stella(1877-1946)
ブルックリン橋を中心にして、ブルックリンからマンハッタンを描いた作品
上の点々は星を現して、マンハッタンのビルには光が射しているように見えます。
これは作品が作られた年代にも関係するらしいのですが、
NYへの未来、期待が詰まった作品と言えるとのこと。
こちらはStewart Davis(1892-1964)
絵に文字(ボキャブラリー)を取り込んで作品を作っています。
描かれた時代背景がこの作品にも現れており、
当時の州知事の名前が入っていたりします。
上記作品ができた歴史的背景には
ブルックリン、クイーンズなどが合併して現在のニューヨーク市ができたり、
第一次世界大戦があったり、1904年には地下鉄も開通しています。
そういった影響もJoseph StellaやStwart Davisの作品には現れていますね。
ぜひぜひ、メトロポリタン美術館だけでなく、
ホイットニー美術館、また今秋は美術館めぐりの旅なんていかがでしょうか????
H.I.S.NY支店 スタッフiオススメ、美術館ツアー
i