2014.06.06

少しローカル・ネタになりますが・・・

今回はニューヨークからバスで30分ほど郊外のニュージャージー州リトルフェリーという町で、毎年6月第1週の日曜日に行なわれるローカル市民レースをご紹介します。

大会名はMatt Fenton Memorial 5K
2006年5月、当時24歳のマット・フェントン軍曹はイラクでのコンバット活動中に敵弾に当たって亡くなりました。その5年後の2011年から、故マット・フェントン軍曹のメモリアルとして地元リトルフェリーで開催されているのが、この5Kレースです。

初心者にもやさしいフラットなコース。1マイル(約1.6km)ごとにタイムが表示されるデジタル時計があり、地元の警察によるトラフィック・コントロールも完璧で、安心してレースを楽しむことができます。

第4回目を迎える今年は、500名を越える参加者を数え、今や町には欠かせない年中行事に成長しています。この時期としては比較的涼しい気候と晴天に恵まれ、地域住民にとっては良き交流の場にもなりました。

会場での当日エントリーも可能なので、機会があれば一度参加してみてはいかがでしょうか。


ゼッケン受け取りのコーナー。右隣りのテントで当日エントリーもできます。
(日本の大会のようなクリック戦争はありません・笑)


参加者は走力と関係なく誰でもウェルカムで、5歳から85歳まで幅広い年齢層が特徴。地元のティーン・エイジャーたちもこの日ばかりは立派なアスリートに変身です。


ランナーが整列を始めるのはスタートの5分前。ローカル市民レースらしいのんびりした雰囲気。


リトルフェリーのマウロ・ラグセオ市長による開会の挨拶。


巨大なアメリカ国旗をバックにしての追悼セレモニー。マット・フェントン軍曹の遺族によるメッセージが読み上げられ、アメリカ国歌も演奏されます。


ゴールするランナーたちを出迎える地元の人々。


会場には子供たちに人気のペイントのコーナーもあります。


町のヒーロー、マット・フェントン軍曹の肖像入りシャツを着ている人も多数。


アワード・セレモニーでプレゼンターを勤めるマウロ・ラグセオ市長。ゼッケン76番の女性はマット・フェントン軍曹の母親ダイアン・フェントンさん。


お土産のシャツとアメリカ国旗。年代別2位入賞のメダルもゲットしました。

■INFO■
NJ州リトルフェリーへの行き方。
NJ TRANSITのバス 161番にてLIBERTY/MAIN ST.下車。
ニューヨーク7時発(所要約30分)で、大会エントリーに間に合います。

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    • 投稿: nanako -2014年6月 8日 (日) 18時34分

      ■初コメ書かせていだきます☆
      初めまして、ななこと言います☆アメともになりませんか~☆記事と関係なくてすみませんwwお互い更新がんばりましょう^^また遊びに来てもいいですかー??

    • 投稿: his-newyork -2014年6月 9日 (月) 13時40分

      ■Re:初コメ書かせていだきます☆
      >nanakoさんご訪問ありがとうございます。もちろん、いつでも遊びに来て下さい。できれば記事の内容に関しても、一言触れていただけたら嬉しいです☆

    • 投稿: 都市伝説 -2014年6月25日 (水) 01時03分

      ■訪問さて頂きました(^O^)/
      最近ブログを始めて、書き方とか参考にしようと見てました♪意外な発見とかあって参考になります(`・ω・´)ゞ更新って大変ですよね汗。でも頑張りましょう☆ぺたの代わりでした~失礼しました!!

    

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