2016.08.30

暦の上では、早や9月になろうとしています。
さすがに朝晩は涼しくなりましたが、日中は30℃近い残暑が続く日々。
アイスコーヒーの需要はもう少し続きそうですね。

前回の記事(7月30日)では珍しいニューオーリンズ風味の水出しコーヒーをご紹介しましたが、今回は補足として、この夏注目のアイスコーヒーを3点ほどあげておきましょう。

まずは大御所スターバックスの新メニューから・・・

Starbucks01スターバックスが本格的にコールドブリュー(水出しコーヒー)を始めたのは2年前の夏。
それがあまりにも好評で、それをきっかけにアメリカ全土で水出しコーヒーの大ブームが起きました。

その勢いに乗って登場したのが、こちらの「バニラ・スウィート・クリーム」。
名前のごとくやや甘口ですが、口当たりのよいさわやかなフレイヴァーで、一口飲むと疲れた体もすっきりした感覚になります。

Stumptown_coffee01もう一品、忘れてはならないのが、今や「第2のスターバックス」との呼び声が高くなりつつある、スタンプタウン・コーヒーのコールドブリュー(缶入りタイプ)。

1999年にオレゴン州ポートランドで創業したばかりの新興メーカーですが、2009年にニューヨークへ進出してからは、すごい勢いで全国展開を進めています。

最高品質の味を追求するスタッフが直接コーヒー農園に足を運んで研究を重ねた結果、コクのある独特の風味を獲得。
時間をかけてじっくり焙煎するだけあって、味が濃く、サンドウィッチなどと合わせて朝の一杯を楽しむのがおススメです。

最後に大穴の一品をご紹介・・・

Bread_and_butter01見るからに美味しそうなこのコーヒーを飲めるのは、知る人ぞ知る「BREAD AND BUTTER」というお店。
マンハッタン44丁目(5番街とマジソン街の間)に位置するデリです。

自分で好きなサイズのカップを手に取り、氷とお好みのコーヒーを入れ、クリームやシロップを好きなように調合できる、要するにセルフサービス方式なのですが、これがビジネスマンにはなかなかの人気です。

お店の2階にあるシーティング・エリアで読書しながらちょびちょびすするのも良し。
数ブロック先のブライアント公園を散策しながら味を楽しむのも良し。
日常的なニューヨーカーの気分を満喫できるという点では、なかなかポイントの高い一品かもしれません。

アメリカ全土のコーヒー好きを虜にする空前のアイスコーヒー・ブーム。
その勢いはまだまだ続きそうです。


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