このブログでNYフィルハーモニックと映画のコラボ上映会のオススメをしてまいりました。E.T.のあらすじをご紹介します~!といいながら、横道へ逸れてましたが、今回は王道を突き進みま~す。
この映画が公開されたのは1982年。主人公エリオット君はじめ子役のかわいさや、E.T.の”宇宙人ってこんな感じ?!”とその当時、人間が想像した究極のルックスも手伝い、この年の大ヒット映画となりました。私はオンタイムで観ておらず、ずいぶん経ってから観たのですが、今回このブログを書くにあたってもう一度観て、
「あ~!子供の頃に観ておけばよかった!」と後悔しました。たぶん、受け取り方が大分違っただろうと。もっとまとも(?)な大人になっていたかも・・なんて。ただ、大人になってからの楽しみ方もありました。エリオット君のおかあさん。3人の子供を育てるワーキング・マザーとして登場しています。これだけでもえらいなーと思いますが旦那さんがよその女の人とメキシコへ行っちゃってるという気まずいシチュエーション。昔この映画を観た時、ぜんぜんこの部分を拾わなかったのですがもう、この度がっつりキャッチしております。だって、大人ですから。
大人で忙しいお母さんだからこそ、エリオット君はじめ3兄妹がE.T.と友情を深めていることになかなか気づきません。そのE.T.の姿の見えなさ具合も、とても胸に刺さります。
えー、ここからなんですが。
すごくいい映画で、名作なのでネタはだいたいバレてるし、ここでは明かしません。忙殺おかあさん、E.T.にびっくりしながらも彼(?)のやさしさに惹かれていく3兄妹の行方をぜひ、スクリーンで見守って頂きたいです。
この映画、日本では去年の大ヒット映画「君の名は」のプロデューサーである、川村元気氏がとても影響を受けているそうです。あと、私のにわか落語ファン知識で恐縮ですが、立川志らく師匠が創作落語でE.T.を取り上げています。多くのクリエイターに影響を及ぼしているこの映画をぜひ、キレッキレのプロ集団・NYフィルハーモニックオーケストラの演奏と共に、ぜひ体験して頂きたいです!
最後に、前回の演奏会での経験からですが、このプロ集団、最後の最後まできっちり演奏しますので、参加した方は映画の本編が終わり、エンドロールが流れても絶対席を立たないでくださいね。生演奏を聴きながら映画に関わった人達の名前を眺めていると、撮影した人達の情熱をより感じます。
5月にニューヨークへ来られる方、映画と音楽がお好きでしたら、ふらっとH.I.Sへお問い合わせください!
今から上映会が楽しみです~の、さっちゃん