美味しい南部料理、そして一流のライヴ音楽を堪能できる
B.B.キング・ブルース・クラブ(B.B.King Blues Club & Grill)
2年ぶりに行ってきました。
前回(2015年8月26日)パティ・オースティン出演時にも記事を紹介していますので、今回は「連載2回目」ということで、タイトルには「その2」が付きます。
アメリカ音楽に詳しい方はご存知のように、このクラブの本家はテネシー州メンフィス、かの有名なビール・ストリートにあり、本場の南部料理と伝統的な音楽(ジャズ、R&B、ブルース、ロック)を楽しめる名所として、高い人気を誇っています。
ニューヨークのお店も、南部料理のメニューが中心。
出演アーティストの顔ぶれは、いわゆる「往年の大物」が主流で、長らく第一線で活躍したプロフェッショナルならではの円熟のパフォーマンスを楽しむことができます。
夜もにぎやかな42丁目の繁華街、7番街と8番街の間。
今は亡き大御所B.B.Kingの2枚のポートレイトの間に出演アーティストの名前が赤字で浮かび上がります。
今回の出演は AORの第一人者として絶大な実績を上げてきたボビー・コールドウェル。
「風のシルエット(What You Won't Do for Love)」、「ハーツ・オブ・マイン(Heart of Mine)」など、CMでもお馴染みのヒット曲で知られていますね。
アーティストの登場を待つステージ。
このクラブは早い者勝ちでいい席を確保できるので、6時の開場時間には入口でスタンバイしておくことをおススメします。
席についてから演奏開始まで1時間半くらいあるので、それまでは食事を楽しむ時間になります。
今回のメインディッシュはミシシッピ川原産のフライド・キャットフィッシュ(Mississippi Fried Catfish)。
生きているナマズの姿からは想像できないほどさっぱりした味で、あらためてナマズは淡水魚であることが納得できます。
デザートに注文したルートビア・フロート。
ふつうはグラスに入ったルートビアにバニラクリームが浮かんだ状態で出てくると思いますが・・・
どうやら、これは自分で調合しなければならないようです。
クリームがちょっと多すぎるんじゃないかと思いましたが、とりあえずそのままルートビアを注ぎ込んでみました。
あんのじょう、ぶくぶくと泡があふれてきます。
いよいよスプーンを使ってルートビア・フロートの賞味。
味そのものはふつうのクリームソーダに近いものですが、とにかくクリームの量がすごいので満足感が半端ではありません。
さすが、大陸のフロートは貫禄が違うというところでしょうか。
お腹がふくれたところで、いよいよステージには伝説のボビーが登場!
拍手喝采の中、熱気あふれる感動的なパフォーマンスが繰り広げられていきました。
■MORE INFO■
B.B.King Blues Club & Grill
237 West 42nd Street
New York, NY 10036
Tel: (212) 997-4144
http://www.bbkingblues.com
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