Joffrey Balletの「ロミオとジュリエット」を観に行きました。
Joffrey Balletは、シカゴを本拠地とするバレエ団で、今回はツアー公演です。
場所は、Lincoln Centerの David H. Koch Theater
今回のロミオとジュリエットは、音楽やストーリーの流れはクラシックをベースとしつつも、
物語の背景や振り付けの局所にモダンバレエを取り入れた、
テクニック、ストーリー性ともに新しいパフォーマンスでした。
ロミオとジュリエットが出会って恋に落ちるシーン、
有名な「バルコニーのパ・ドゥ・ドゥ」にはウットリです
ソフトバ〇クのCMで有名なクラシックは、この舞踏会の音楽です。
バレエはオーケストラも同時に楽しめるのでいいですね!
二幕の見所は、両家の睨み合いから発展した喧嘩で、
ジュリエットの従兄弟 ティボルトが、ロミオの友達 マキューシオを殺し、
激情したロミオがティボルトを殺す、悲劇への転落です。
マキューシオは日本人のArai Yoshihisaさんが演じておられましたが、
ピカイチの表現力と迫力あるテクニックで、大喝采でした!
仮死状態の薬を飲んだジュリエットが死んだと思い込んだロミオが自殺し、
起きた時に横で死んでいるロミオを見つけたジュリエットが嘆きながら自殺する結末は、
あまりにも辛くて、切なくて涙が出てきました。
周りの人も皆泣いていました。。
バレエは言葉が必要ない舞台芸術。
ダンサー達のハートが、ひしひしと伝わる作品でした。