アメリカに住んでいて慣れっこになったことがあります。それは~
建物の中でタバコが吸える場所がない!
日本は建物内で、喫煙スペースと禁煙スペースに分かれてますが、それがありません。本当にありません。オフィスでタバコを吸う人も、外へ出て、ビルのそばに設置されている灰皿の所まで行く必要があります。とにかくタバコは外で吸え!というのが掟なのです
スモーカーには必需品の灰皿です
ホテルも喫煙可能な部屋というのが、ほぼありません。ビルと同じようにホテルの外に、灰皿が置かれています。
で、これも必ずあるかといえば、ないんですよね~。私はタバコを吸わないのでわからないのですが、スモーカーの方にとってはこの環境、相当辛いそうです。
一度、日本へ帰国するお客様の車に添乗したことがあるのですが、年恰好も同じくらいの若い男性のお客様お二人が、同じホテルから空港へ向かっていました。ホテルの集合場所でも話をしながらタバコを吸っていて、お友達と旅行なんだなあと思ってました。
空港に着き、チェックイン手続きが済んだあと、少し時間があったので、外でタバコを吸っていたお二人に話しかけてみました。一人目の方は年は20歳、仕事をちょっと休んでニューヨークに来たとの事。はじめての海外旅行だったそうです。もう一人の方もはじめての海外。今回はお友達同士で来られたんですか?と尋ねると、どちらも”ちがうちがう~、ひとり旅”との事。でも、すごく仲良さそうに見えるんですが。
「あ、同じホテルにいて、外でタバコ吸わなきゃなんないでしょ。そこで顔を合わせてるうちに、話すようになったんだよね~」
おおー、タバコが繋いだ縁なんですね。・・・ところで、ニューヨークどうでした?
「・・・・」
「・・・・」
「帰りたくねえええええ~~~~」
お二人から同時にこのセリフが。
そ、そうでしたか!そんなに楽しかったんですね。なによりです
日本からだと飛行機で14時間かかりますし、先週こちらは大雪でえらいことになっておりましたものの・・・また、遊びに来て下さいませ。
タバコの値段はきっとまた上がっていると思いますが(大汗)
旅行する時は、お天気には恵まれていてほしいものですね~の、さっちゃん