音楽 2018.01.31

Nyphil09_3

年末年始の記録的寒さは峠を越しましたが、まだまだニューヨークは冬の最中。
屋内エンターテイメントの季節は続きます。

注目は、今季から新しくヤープ・ヴァン・ズヴェーデン氏を音楽監督に迎えたニューヨーク・フィルハーモニック。
前回のブログでは、2018年1月~2月のプログラムをご紹介しました。

今回はその続きということで、3月~6月のプログラムをご紹介してみることにしましょう。
尚、3月は日本をはじめとする地域に演奏旅行に出ており(日本公演は11、13、14、15日)、
本拠地に戻ってくるのは4月になります。

4月4、5、6日
ベートーヴェン:ピアノ協奏曲第3番
ベートーヴェン:交響曲第3番『英雄』

今年還暦を迎えるフィンランドの指揮者、エサ・ペッカ・サローネンによるベートーヴェン・プログラム。
ピアノ協奏曲の独奏は英国の若手注目株、ベンジャミン・グローヴナー
(期待度★★★)

4月11、12、13,14、17日
映画『アマデウス』を上映しながらのライヴ・コンサート。
(期待度★★★)

4月19、21、24日
モーツァルト:ピアノ協奏曲第22番
ブルックナー:交響曲第9番

今年89歳になる現役最長老指揮者、ベルナルド・ハイティンクによるオハコのブルックナー演奏。
もしかしたらラストチャンスかも。
モーツァルトのピアノ独奏はウイーン生まれのティル・フェルナー
(期待度★★★)

4月26、28日
シベリウス:交響的幻想曲『ポヒョラの娘』
ドビュッシー:ピアノと管弦楽のための幻想曲
バルトーク:管弦楽のための協奏曲

ドビュッシーのピアノ独奏はノルウェーのピアニスト、レイフ・オヴェ・アンスネス
(期待度★★)

5月3、4、5、8日
ドヴォルザーク:『ルサルカ』幻想曲(ホーネックによるアレンジ)
シベリウス:ヴァイオリン協奏曲
チャイコフスキー:『眠れる森の美女』より抜粋

シベリウスのヴァイオリン独奏は、昨年来日公演も行なったニコライ・ズナイダー
(期待度★★)

5月10、11、12日
エルガー:チェロ協奏曲
チャイコフスキー:交響曲第1番『冬の日の幻想』

ニコライ・ズナイダーが指揮にまわり、エルガーの独奏は中国のチェリスト、ジャン・ワン
(期待度★★)

5月17、18、19、22日
ブラームス:『悲劇的序曲』
メンデルスゾーン:ピアノ協奏曲第1番
ショスタコーヴィチ:交響曲第5番

現代有数の巨匠指揮者、セミヨン・ビシュコフ登場。ショスタコ5番はレコード・デビュー曲。
メンデルスゾーンのピアノ独奏はフランス出身のベルトラン・シャマユ
(期待度★★★)

5月24、25、26日
ベリオ:『シンフォニア』
リヒャルト・シュトラウス:『アルプス交響曲』

前週に続き、セミヨン・ビシュコフ指揮。雄大な『アルプス交響曲』が期待されます。
(期待度★★★)

5月31日、6月1、2、5、6日
モーツァルト:ヴァイオリン協奏曲第3番
モーツァルト:『アイネ・クライネ・ナハトムジーク』
チャイコフスキー:弦楽セレナーデ

室内楽編成でのプログラム。
ヴァイオリン独奏はニューヨーク・フィルの副コンサートマスターを務めるシェリル・ステイプルス
(期待度★★)


■MORE INFO■
https://nyphil.org/


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