アメリカ5大オーケストラのひとつ、ボストン交響楽団(BSO: Boston Symphony Orchestra)がニューヨークのカーネギー・ホールにて、3日間にわたって公演を行ないます。
1973年から2002年にかけては、小澤征爾氏が音楽監督として牽引していた名門。
現在の音楽監督はラトビア出身39歳の若手指揮者アンドリス・ネルソンス。
今回、3公演とも指揮台に立つ予定になっています。
普段は地元ボストンでしか見れないので、この時期にニューヨークに来られる予定のクラシック・ファンには、またとないチャンスになりそうですね。
チケットも現時点で若干、取れるようです。
■4月11日(水)午後8時
バーンスタイン 交響曲第2番『不安の時代』
ショスタコーヴィチ 交響曲第4番
第二次世界大戦の時代を反映させる、現代的な2大交響曲の組み合わせ。
バーンスタインのジャズピアノ・ソロを担当するのはフランス出身のピアニスト、ジャン=イヴ・ティボーデです。
■4月12日(木)午後8時
ワーグナー 楽劇『トリスタンとイゾルデ』第2幕
ワーグナーの長大な楽劇から、第2幕のみをコンサート形式で演奏。
ブリュンヒルデ役を歌うのは「現在最高のメゾソプラノ歌手」として世界的に活躍する、藤村実穂子です。
■4月13日(金)午後8時
モーツァルト 交響曲第23番
ヨルグ・ヴィットマン Partita, Five Reminiscences for Orchestra(ニューヨーク初演)
リヒャルト・シュトラウス 交響詩『ドン・キホーテ』
ドイツ=オーストリア系の作曲家による古典派・ロマン派・現代音楽の組み合わせ。
交響詩『ドン・キホーテ』で主人公ドン・キホーテを演じるチェロのパートは、世界的なチェリスト、ヨーヨー・マが演奏します。
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●カーネギー・ホール
●ボストン交響楽団
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音楽
2018.03.31