先日、坂本龍一氏のドキュメンタリーのオープニングナイトにリンカーンセンターへ行ってきました。
東日本大震災、ご自身の克服されたご病気のこと、戦場のメリークリスマスから始まった、映画音楽の世界、YMOの若い頃の映像なども含めて、かなり見ごたえのある内容でした。映画の予告編の画面をパチリ。(津波にあったグランドピアノを弾く坂本教授。)
監督さんと坂本龍一氏の舞台挨拶、小気味良い会話も楽しめました。CODAとは音楽用語で曲の終わり、完結部を意味し、坂本龍一氏は『僕の人生のCODAは誰から決められるものではなく、僕自身が決めるものだ!と、最初はこのタイトルが嫌いだった』というエピソードから始まり、ディープなつっこみをいれまくり、監督さんたじたじでした。(私のカメラで取ったので画像が荒いですが。)
監督さんはCODAは終わりのように見えて、実は新たな世界への始まりというのを、坂本龍一氏のこれまでの人生と重ねて伝えたかったのかな?と思いました。
ほぼ日本語で英語字幕ですので、私たち日本人にはうれしいドキュメンタリーです。現在、8/2(木)までの上映のようですので、まだ見ていらっしゃらない方はお急ぎ下さいませ。
https://www.filmlinc.org/films/ryuichi-sakamoto-coda/
Film Socety Lincoln Center
Elinor Bunin Munroe Film Center
144 West 65th Street, Bet Bway and Amsterdam Avenue
by あつ