メトロポリタン美術館は、ニューヨークが、アメリカが世界に誇るミュージアム!
最近、常設展だけではなく、いろいろな趣向が凝らされた特別展が面白い!
 
(前回の続き)まずは日本のお宝が世界中から集められた源氏物語展(6/17で終了しました)をじっくり堪能させていただいた後、次は世界を一転、ファッションの特別展へ。
 
Camp: Notes on Fashion (~9/8まで) キャンプ:ファッションについてのノート
 
キャンプとはアウトドアのキャンプではありません。
 
フランス語の動詞、仰々しく挑発的な振る舞いをする Se camperに由来する言葉ということで、今日ではスーザン・ソンタグが、キャンプについてのノートで提唱した審美的様式として主に知られているそうです。
その「キャンプ」が今年のメトロポリタン美術館のファッションインスティチュートのテーマということで、現在「キャンプ」をテーマにしたコスチュームの特別展が繰り広げられております。
 
今年はMET GALAがかなり話題になっていたことや、私が行ったのが5月の3連休の初日だったこともあり、若い女子と観光客で入場するのにも長蛇の列。
中の細い通路部分も、あまりにも人が込み合っていて途中身動きが取れないような状況になり、ゆっくり見学していた人に「立ち止まるな!」と後ろから一般のお客様から怒りの声がかかるほど、かなり殺伐としてました。
あれから1ヶ月以上たちましたので、現在はもう少しは落ち着いているとは思われます。
 
入口からキャンプとは何ぞや?と、象徴、説明するような作品などが並べられています。
 
そして最後のホールはデザイナーの遊び心?と美とファッションのすれすれラインを表現したような奇抜すぎる有名ブランドのコスチュームが一同に勢ぞろい。

Camp_hall

このブランドでここまでやっちゃっていいの?と度肝を抜かれます。

 
ちなみにこちらのドレスはどちらのブランドの出展作品だと思いますか?

Camp1

足元に書いてあります。見えますか?

Camp_3

なんとコムデギャルソンです。びっくり!
 
特別展の出口に、Campのギフトショップもあり、そうだ何か友人にお土産でもと思いましたが、例えばGucciのエコバッグ$100などそうそう買えない感じでした。(汗)
 
おしゃれに敏感な方でも、そうでない方も楽しめる、つい、くすっと笑ってしてしまうような、ユーモアとアートに溢れる見ごたえのある特別展でした!
 
PS. しつこいようですが、私が行った時はあまりにも人が多く、写真どころではなかったので、実物をチェックに行かれて下さいね。
 
メトロポリタン美術館の入館料を払えば、特別展は無料です。
 
 
 by あつ
 

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