バーベキュー(BBQ)といえば、アメリカならではの伝統的な肉料理として知られています。
もうひとつ、アメリカの伝統的な肉料理と聞けば、ステーキを思い浮かべる人も多いですね。
その起源は、どちらも西部開拓時代までさかのぼることができるといわれていますが・・・
そもそも、バーベキューとステーキの違いはどこにあるのでしょうか。
日本ステーキ協会の定義によれば、
ステーキとは「厚切り一枚肉を焼き上げて豪快にふるまう料理」なのだそうです。
それに対してバーベキューは「肉に限らず野菜など多様な食材をお皿に盛りつけた料理」
というのが、一般的な認識かと思います。
わかりやすいたとえでいえば、
●ステーキは肉そのもので勝負する直球料理。
●バーベキューは盛り合わせの楽しさで勝負する変化球料理。
と、まとめることができるかもしれません。
さて、ニューヨークで本場のバーベキューを楽しむなら、最も手ごろなお店は
「バージルズ・リアル・バーベキュー(Virgil's Real Barbecue)」にとどめをさすでしょう。
タイムズスクエアの44丁目(6番街と7番街の間)という絶好のロケーションです。
店内は広々としており、200ほどの座席があります。
いつもにぎわっているお店ですので、予約をしておくほうが確実でしょう。
このお店の素晴らしいところは、ホームページのメニューが充実している点です。
ほとんどすべての料理をカラー写真で見られるようになっているので、イメージがつかみやすく、
お店に行く前に「どれを食べようか」と迷う楽しみが広がります。
今回は「Southern Style Surf & Turf(南部風シーフードと赤身肉の組み合わせ)」
というメニューの写真をプリントアウトし、当日持っていきました。
もちろんわざわざプリントしなくともスマホ画面を見せればいいと思いますが・・・
メインは焼きシュリンプとテキサス・ブリスケット。
サイドメニューを2つ選ぶことができるので、
Hickory Pit Baked Beans(2時間まぶしたインゲン豆入りのスープ)
Georgia Pecan Rice(ソーセージ、ベーコン等を混ぜた炒めご飯)
を注文しました。
出てきた料理がこちらです。
いかにもアウトドア風のワイルドな盛りつけがいいですね。
コーンブレッド(中央手前)もついてくるので、十分満腹になります。
そして、すべて食べ終わったあとに「おしぼり」が出てくるのも、粋なサービスでした。
西部開拓時代のリアルな味を現代に伝える名店。
今後も根強い支持のもと、ますます繁盛していくことでしょう。
■MORE INFO■
VIRGIL'S REAL BARBECUE (SMOKIN' SINCE 1994)
152 WEST 44TH STREET
NEW YORK, NY 10036
TEL: 212-921-9494
https://www.virgilsbbq.com/
Posted by Firebird '20
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