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Cinco de Mayo(シンコ・デ・マヨ)は毎年5月5日に祝われるお祭りで、メキシコの独立記念日なのかと思っていたらそうではなく、装備不十分だったメキシコ軍がフランス軍に奇跡的に勝利したプエブラの会戦の記念日でという
この日に近所のタコス屋さんが久々に再オープンしたとSNSで見たので、私もオーダーをしてピックアップに行きました。すると店の前に人だかりができており、デリバリー業者用と、直接頼んだ人用と両側に分かれながらも長蛇の2つの列。やはり皆さん思いは一緒だったようで、シンコデマヨ→美味しいメキシカンが食べたい!ということでオンラインでのオーダーが殺到して、お店の人たち大パニック状態。
ソーシャルディスタンスができていないとNYPDも出動、道を距離を保って開けるように、注意に来られたのですが、お店のスタッフのパニック状態を見かねて、なんとポリスの方々がデリバーの列の人たちに袋を渡すのを手伝ったりする展開へ。
持ち帰りの列の方では、注文の用意ができた人の名前をお店のスタッフが呼ぶのを、並んでいる人たち同士で、大声で繰り返して、キャサリンいる?ザック!もうできてるよ!とか、声を掛け合って助け合い。そして見事に名前を呼ばれ、無事にオーダーしたものをゲットした人には大拍手と歓声が。みんなによかったね!と声をかけられ、うれしそうにGood Luck Guys!と言い残して拍手喝采の中立ち去る姿は、まるでマラソンを完走したかのようなすがすがしさをも覚えます。(笑)
いかなる困難やイライラするようなことを、みんなで助け合い、あえて笑いに変えて楽しもうとする精神、さすがニューヨーカーだなあと感心させれられます。こういうところがやっぱりあなたがたはかっこいい!
もちろん中にはなんでこんなに時間がかかるんだ!と怒りながら帰った人もいました。ただ同じ現象をとらえるなら、どうせなら楽しんだ方がいいんじゃないかなと思いつつ、私も早く順番が来て〜と内心祈るばかりです。
とはいえなぜかピックアップに来ない人のオーダーは着々と進み、お持ち帰り用のテーブルには30個以上バッグが放置、列に並んで取りに来ている人のオーダーはいっこうに進まない怪現象が。そこでお店の人が、並んでいる人の名前を取って、オーダーと確認してたのですが、それでもうまくいきません。次に何をオーダーしたか聞かれて、やっと私のバックをゲット。そして家に帰って開けてみたら、なんと全然注文が違うタコスが。しかも私のオーダーの3倍くらいの量が!
オーダーとは違いましたが、これはシンコデマヨの神様?からの贈り物だということにしてありがたくいただきました。
そのお店からはその後、謝罪のメールが来て、今回の分は全額リファンド、お詫びとして次のオーダーでワカモレを無料でつけますということでした。なんとも太っ腹。現場対応で済ませられてもおかしくない状況だったのに、カスタマーサービスもちゃんとしっかりしてるんだなーと関心しました。今度混んでいない時間帯を見計らってまたオーダーしてみようかという気分になりました。
お店の名前は出そうかどうかと迷いましたが、タコンビさんです。
当日、混乱のため写真は取りそびれたので、アッパーウェストのスーパーの列の並んだ時の1枚。
by あつ
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一日でも早く世界の新型コロナウイルス感染が終息し、
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