テーマ： おすすめツアー情報
こぼれ話
いつもニューヨーク支店のブログをご覧いただきありがとうございます。
ニューヨークは観光スポットの再開も進んでおります。
皆様が安心してニューヨークにお越しいただけるようになった際に参考になる観光情報や
スタッフの日常生活などの記載を引き続き努めてまいります。
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20年前の月日を経ても、その日のことは鮮明に憶えています。
2001年９月11日。
当時、私は五番街42丁目のオフィス（航空券販売部門）で勤務をしていました。
オフィスに出勤したのは朝９時少し前でしたが、エレベーターを昇っている時に、
同僚の女子スタッフから「ワールドトレードセンターに飛行機が激突したみたいよ」
という話を聞いたのが、事件の一報でした。
最初は単なる事故なのかなと思っていましたが、自分の机でネットニュースを開くと
アメリカン航空機が何者かにハイジャックされ、ノースタワーに激突したと報道されています。
それが起きたのが、朝８時46分。
そして、ニュース中継の最中に２機目の飛行機がサウスタワーに激突するという
衝撃的な映像を目の当たりにしました。９時03分。ユナイテッド航空機です。
オフィスは、まるで戦争でも始まったかのような騒ぎになりました。
この時点では、さらに２機の飛行機がハイジャックされているという情報があり、
マンハッタンのどこかに激突するのではないかという恐怖に襲われていました。
オフィスは営業休止。帰れるスタッフは帰るようにという指示が出ました。
私の家はニュージャージー州にあり、バス通勤なのですが、
すでにバスターミナルは閉鎖されていました。
マンハッタンには同じような帰宅難民があふれ、パニックになっていました。
仕方がないので、空の様子に注意しながら（飛行機が突っ込んでくる可能性があったので）
事件のあった現場近くに行ってみることにしましたが、
カナルストリート（チャイナタウン）から南は通行止めになっていました。
その後は、34丁目のニューヨーカー・ホテルのロビーでTVニュースを見ながら
事件の行方を見守ります。
夕方になって、ようやくニュージャージー行きの電車がペン・ステーションから
出るという情報があり、電車でニューアークに出て、そこからバスに乗り継ぐという
遠回りのルートでようやく家に帰り着きました。
電車がトンネルを抜けてニュージャージー州側に出た時、ツインタワーを振り返ると
なんとも不気味な黒い煙に包まれていたのを忘れることができません。
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事件の真相に関しては、さまざまな報道がされてきました。
ネットで検索すれば、詳細な内容を知ることはできますが、
すべてが明らかになっているわけではありません。
核心的な部分は今も謎に包まれているというのが、現実です。
アメリカ近代史の中で、《9.11》はどのような位置を占めるのか、
どのような意味を持つのか、
今後の世界を生きるためにも、じっくりと検証してみる必要があるでしょう。
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一日でも早く世界の新型コロナウイルス感染が終息し、皆様に素晴らしい旅行をご提供できることをスタッフ一同心よりお祈り申し上げます。
皆様も健康に留意し、健やかにお過ごしくださいませ。
HIS ニューヨーク支店
