2006.06.26

皆さんお久しぶりです。更新が出来なくてすみませんでした。ワールドカップ・ブラジル戦のスタッフ応援にドイツに行っていました。残念ながら私は試合は見れず(当たり前ですが)、日本代表も負けてしまいましたがHISのお客様、皆さん無事に試合を観戦する事ができてよかったです。さて今日はフランスにちなんだスタッフお勧めの一冊をご紹介します。もうご存知の方も多いと思いますが海老沢 泰久氏著の「美味礼賛 (びみらいさん)」という本をご存知でしょうか?食、人、人生について考えさせられる類まれな料理小説の傑作と絶賛される伝説の本です。
 戦後、本物のフランス料理が存在していなかった日本・・・新聞記者から料理界へ転向し、その後フランスを中心とした食の追及に人生を捧げ、本物のフランス料理を日本へ普及させた伝説の人、元・辻調理学校校長、故・辻静雄さんの生涯を小説にしたもので、文藝春秋から文庫版で販売されています。実際に交流のあったポール・ボキューズを初めとする実在のフランス料理界の重要人物との運命の出会い、学び、辻氏が成し遂げた様々なサクセスなど海老沢氏の巧みな描写でどんどん読者を引き込ませて行きます。フランス料理についてだけでなく、生き方、人生についても何かきっと新たな発見、感動があるはずです!(パリ支店 F.T.)

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    • 投稿: 北風と太陽 -2006年6月30日 (金) 16時10分

      ■海老沢泰久には、
      問題意識がちゃんとありますよね~。文章もうまいし。向井敏や丸谷才一が激賞していましたよね~。ポール・ボキューズなんていまでは、☆☆☆レストランですからね~。なんかすごいよね。赤と白のワインをまぜて、イースト菌をまぜておきゃ、ワイン・ビネガーができるとかね。

    

    HIS パリ支店

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