2008.01.31


(エスク ジュプ レッセイエ?)
これを試着したいのですが。。。

ソルドも後半になりました。

着々とソルドを利用して商品を買っている友人達に比べ、
何か買おうとお店に入ろうと思っては、人ごみに圧倒され、
まだソルドで何も買えずにいます。

これから書く体験談は、パリで初めて買い物をしたときの体験です。
このパリ初買物の思い出は苦いものでしたが、
普通に買物をする場合はこのようなことは稀だと思いますので、
ご安心下さい。

話は数年前に戻ります。

知人の誕生日プレゼントにTシャツを買おうと思い、
ある1件のブティックに入りました。
高級店ではないところです。

Tシャツを見ようと、テーブルの上のTシャツを
手にとって広げていると、
店員さんから
「服に触らないでっ!」
と怒られてしまいました。

通常触ってはいけないオブジェや高級品には

「Ne touchez pas(Don't touch)」と書いてありますし、
私が見ていたTシャツは、1枚15ユーロぐらいの物なので、
驚いてしまいました。

店員さんは、
「服を広げたら、また私が畳みなおさないとならないでしょっ!

仕事が増えるから、見たい服を私に言って」

(単に自分が横着したかっただけっ・・・?)

というので、

「じゃあこれとこれが見たい」
と2,3着次々と指差して行くと、店員さんは大きなため息を吐き、
「まだ決まらないの?」
と言ってきました。

日本ではお客さんの前でため息を吐く店員など
見たこともないので、非常にカルチャーショックを
受けました。

その後、店員さんが行ってしまい、服を見ることも
触ることも出来ない状態に置かれてしまい、
(だからといって次の店にチャレンジするエネルギーも残っていなかったので・・)
適当にTシャツを決定し、レジへもって行きました。

レジで20ユーロ札を出すと、今度は
「お釣りが無いから、そこの銀行へ行ってお札をくずしてきて」
「・・・・」。。

パリへ来て数日の私はこれがパリでは
普通なのかなと思い、店員に言われるがまま、
銀行へ行ってお金をくずして来ました。

ようやくTシャツを購入し、その日の出来事を友人に
話すと、高級店ではない普通の店でそれはおかしい、
と言われました。

その後数年立ちますが、銀行でお金をくずしてくるように
言われたことも、服に触らないように言われたことも
ありません。
しかしながら、店員さんとお客さんの関係が日本とフランスでは
大きく異なる
ということは、とてもカルチャーショックでした。
たまに優しい店員さんに合うと、逆にびっくりしてしまいます・・・

数年経ってもなかなかそのギャップには慣れませんが、
慣れた人に曰く、慣れると逆に楽・・・だと言うことです。
(でもやっぱり日本式の方がいいですね。)

その他、買物で使える一言フレーズです。
memoJe cherche ~.
(ジュシェルシュ~/~を探しています)
memoJe prends ca.
(ジュプロンサ/これを頂きます)
memoJe regarde simplement.
(ジュホギャルドサンプルモン/見てるだけです)


(HISパリ支店 NI)

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