2008.04.07
夏時間が始まって急に日が長くなった気がします。

夜は8時近くまで明るく、そろそろ暖かくもなってきたので
コートもしまおうと思っていた矢先、再び寒さが戻ってきました。
本日は4月だというのに朝から屋根に雪がうっすら積もっていたようです。
息は白く、冬の朝のようでした。

しかしパリジャン達の気分は既に
カフェのテラスにも公園にもだんだんと人の姿が多くなってきました。
普段決して愛想が良いとは言えないパリジャン達も
なんとなく機嫌がよく、ぶつかって普段舌打ちしか返ってこないのに、
エクスキューゼモアと返ってきたり、
お釣りをいつも投げてよこすお店の店員さんも投げないでお釣りをくれたり・・・

春はみんな浮かれるのは万国共通なのでしょうか?

なんとなく仕事が終わってまだ明るいと、
暗~いアパート(パリの室内は基本的に暗いです)
に帰るのがもったいなく、
パリの街でちょっと寄り道散歩をしてみたくなります。

そこで今回はルーブルにちょっと散歩に行ってきました。
リボリ通りから門を通ってルーブルに出ます。
(ちなみにリボリ通りではスリが多発しているのでご注意を!)

パリの灰色の建物は、暗い曇った日や雨の日は
暗さを倍増してとても憂鬱にさせられますが、
このような晴れた日には日の光が壁をピンクやオレンジに
照らし、とてもキレイです。

ちょうど日が沈むところでした。
ルーブルの美術館の広場もピンクに染まっています。
そしてその反対側にはチュイルリー公園とルーブル美術館
をつなぐカルーゼル凱旋門
この凱旋門は、ナポレオンの勝利を祝って建てられたそうですが、
実物を見たナポレオンはあまりの小ささに失望し、
現在のシャンゼリゼにある凱旋門を新たに作らせたということです。
カルーゼル凱旋門を通ってチュイルリー公園に出ます。
凱旋門も見事にピンク色に輝いています。
これからの季節はどんどん日が長く、暖かくなって
散歩に最適の季節になるので楽しみですね。
(HISパリ支店 NI)

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