ずっと行きたかったけれど
まだ行っていなかった、
Le Mont-Saint-Michel
に行ってきましたup

パリから、モンサンミッシェルまでは400キロほど、東京名古屋間位の距離です。フランス西海岸、サン・マロ湾上に浮かぶ小島に築かれた修道院は、カトリック巡礼地のひとつであり、1979年「モンサンミシェルとその湾」は世界文化遺産に登録されました。
H.I.S.パリ支店の日記-Le Mont-Saint-Michel

ここに行くには、レンヌまでTGV(2時間程)に乗って、
その後バス(1.5時間程)に乗る、
という方法がありますが、TGVの運賃が高額だったため、
H.I.S.のオプショナルツアー、モンサンミッシェル日帰りツアーに参加しました。

パリを朝7:00に出発し、バスの長旅(約4時間)を終え、
モンサンミッシェルに渡る道路でバスを停めてお写真タイム。
天空の城ラピュタ みたい・・・(ラピュタのモデルになっているそうです)
周りにはなにもなくって、現実感がありません!
H.I.S.パリ支店の日記
この島は岩山で、Mont tombe(墓の山)(岩がごろごろと転がっているイメージでしょうか)と呼ばれていました。708年、アヴランシュ司教オベールが夢のなかで大天使ミカエルから「この岩山に聖堂を建てよ」とのお告げを受けたが、悪魔の悪戯だと思い信じなかったそうです。再び同じ夢を見ても信じず、3度目にミカエルは、司教の額に指を触れて命じたところ、司教は稲妻が脳天を走る夢を見ました。翌朝、オベールは自分の頭蓋骨に穴が開いていることに気づき、ミカエルのお告げが本物であると確信してモンサンミッシェルに礼拝堂を作ったのが始まりといわれています。修道院の一番高い塔の先についている金色の像が、ミカエルです。(遠すぎて写真には撮れませんでしたsweat01)
これは修道院内のミカエルの像です。
H.I.S.パリ支店の日記

966年にはノルマンディー公リチャード1世がベネディクト会の修道院を島に建て、増改築を重ねて13世紀にはほぼ現在のような形になりました。百年戦争の間は島全体が英仏海峡に浮かぶ要塞の役目をしており、モンサンミシェルの入り口には今もイギリス軍が捨てていった大砲とその弾が残っています。

18世紀末のフランス革命時に修道院は廃止され1863年まで国の監獄として使用されていました。その後荒廃していましたが、ヴィクトル ユゴーの活動がナポレオン3世を動かし、1865年に再び修道院として復元され、ミサが行われるようになりました。
監獄のときの名残?
H.I.S.パリ支店の日記

H.I.S.パリ支店の日記  回廊 

H.I.S.パリ支店の日記  教会
教会のステンドグラス
H.I.S.パリ支店の日記

中庭からの礼拝堂
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島の中心には大きな岩があって、それを取り囲むように教会があります。
むき出しの岩を発見。
H.I.S.パリ支店の日記

騎士の間
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修道院のテラスから見える海をみながら、dash一息。

H.I.S.パリ支店の日記

この海で採れるゲランドの塩は、美味しい塩として知られています。海水のミネラル分をたっぷり閉じ込めているので灰色。その中でも Fleur de sel フルールドセル と呼ばれる、塩田の水面に最初に浮かぶ小さな白い結晶を“花びらを摘むように”手作業で丁寧に収穫した塩がお土産として売られていました。サラダやお肉に使うお塩をフルールドセルにするだけで、本当に美味しくなりますrestaurant

H.I.S.パリ支店の日記

H.I.S.パリ支店の日記

H.I.S.パリ支店の日記


修道院を出て、島内を散策。
島の中は細い道が迷路のように入り組んでいます。
本当に細いです。
H.I.S.パリ支店の日記

細い道を抜けると・・・ガイドさんおすすめのポイントsign01
修道院と城壁が綺麗です。
H.I.S.パリ支店の日記

古い看板が可愛らしいです。
H.I.S.パリ支店の日記


H.I.S.パリ支店の日記
ブルターニュ、ノルマンディー地方は、りんごappleで作ったお酒、シードル、カルヴァドスの産地としても知られています。シードルは手つきの陶器のカップで飲むのが伝統だそうです。シードルと共に知られているのが、そば粉のガレット(チーズや卵、ハムのクレープ)。やせたこの土地では小麦が育たず、そばが古くから栽培されていました。パリでも、クレープ屋さんでは、シードルが飲まれています。
これはシードル、モンサンミッシェルのカフェのテラスで。すでに飲んでしまっていますsweat01
H.I.S.パリ支店の日記

今回私は、日帰りツアーに参加しましたが、
次回は是非、宿泊ツアーに参加したいと思います。
潮の満ちてゆくさま、夕暮れ、夜のモンサンミッシェルを楽しみ、
翌日は、海に。現地ガイドさんに案内してもらえば、
引潮時に裸足で海に入ることができるそうなので、
是非入ってみたいです。


(この海の泥はお肌に良いそうです!
泥の入浴剤がお土産やさんにありますflair)




(パリ支店M.F.)

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    • 投稿: his-paris -2009年10月15日 (木) 14時54分

      ■Re:初めまして!
      >ありささんブログを読んでいただきありがとうございます。日帰りモンサンミッシェルのパリ到着時刻は20:30です。(私は日曜日に行ったので、渋滞していて、9時過ぎに着きました。)ルーブル美術館は水・金曜日は21:45まで開いていますが、かなり長時間のバスの旅ですので、お疲れでしょうし、難しいと思います。ルーブルはすごく広いので、順路に沿って軽くご覧になるだけでも半日がかりです。できれば別の日に半日くらい時間を取って、行ってみてください★来月、気を付けていらしてくださいね。

    • 投稿: ありさ -2009年10月15日 (木) 12時57分

      ■初めまして!
      来月パリに行くことになり、こちらのブログを参考にさせて頂きます☆私もモンサンミッシェルの日帰りツアーに参加します!そこで、教えて欲しいのですが、パリに帰ってくるのは何時くらいになりましたか?色々計画を立てていて、この日にルーヴル美術館にも行くのは難しいでしょうか。初めてのパリなので今から本当に楽しみです。よろしければお返事お願いします☆

    • 投稿: his-paris -2009年10月15日 (木) 12時29分

      ■Re:楽しみにしております。
      >美登里さんありがとうございます。今日は特に寒くて、14時の気温が9℃です!ヴーヴクリコの今年のカーヴ見学は、4~10月までの間は、月曜日と、土曜日でした。来年はまだ分かりませんが、ご旅行計画の際、お早い目にお問い合わせ頂ければ幸いです。レポートもがんばります。

    • 投稿: 美登里 -2009年10月15日 (木) 12時16分

      ■楽しみにしております。
      早速の旬なニュース有難うございますウーウクリコ是非とも行きたいと思いました。来年度7月頃行けるように頑張ります!それまで色々なアドバイス情報収集待っています。パリはこれから寒いと聞きます身体に気をつけてレポート頑張って下さい!

    • 投稿: his-paris -2009年10月15日 (木) 08時22分

      ■Re:来年度は行きます!
      >美登里さん退院されたとお伺いして、嬉しく思います。暖かくなる頃に、是非、いらしてくださいね。これから寒くなるので風邪をひかれませんように。H.I.S.でお取り扱いがあるシャンパン地方のツアーはマム社とモエ・エ・シャンドン社を訪問するもので、こちらは日本語ガイドがご案内いたします。詳しくは下記をご覧下さい。http://www.his-tours.fr/parisTours/champagne.htmヴーヴクリコ社の見学をご希望でしたら、代行予約を承っております。こちらは、人数が限定されているようですので、お早い目のご予約をお勧めします。(3週間ほど前)英語ガイドのようです。日本の支店でもパリ支店でも10ユーロで代行予約を承ります。詳しくはこちらをどうぞ。(英語サイトは見つかりませんでした。)http://www.veuve-clicquot.com/home/fr/fr/visits 誕生日を入力して、visitesにお進み下さい。これからもおすすめスポットを紹介していきますので、どうぞよろしくお願いします!

    

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