先日、お休みを頂き、モンサンミッシェルに1泊してきました
モンサンミッシェルを訪れるのは2010年以来、2度目です。

あいにくの曇り空。小雨も降っていました


晴れているとこんな感じです



満潮時には湾に浮かんでいるように見える幻想的な島として有名ですが、昨今では少しづつ海が後退し、牧草地が広がりつつあるといいます。
19世紀に作られた堤防 (島に向う道路) に土砂が堆積し、川や海水の流れが滞っているためだそうです。


島の景観を取り戻すため、また、周辺の海洋環境保護のため
モンサンミッシェル周辺では土砂除去作業の大プロジェクトが行われていますsign01

川や海水の流れを妨げる堤防を取り除き、
新しく橋を架ける工事を行っています 

※2014年完成イメージ。公式サイトから引用。




修道院の上から湾を望むと、2年前と現在の堤防の変化が見てとれます。

2年前  2010年6月


現在 ※2012年6月時点
かつて15ヘクタールもあったという駐車場の除去工事が進行中です。 

広くなった牧草地を取り除こうとしているように見えます



これにより、2012年4月28日より、モンサンミッシェルへのアクセスが新しくなりましたsign01

以前は島のふもとに駐車場・バス停留所がありましたが、現在では島から2.5km離れた場所に移されました。
観光バス、自家用車、タクシーなどで訪れる方は対岸で下車しなければなりません。 


※レンヌ駅から毎日数本出ている、レンヌ駅~モンサンミッシェル間を結ぶバスは、島の数メートル手前まで行くことができます!


対岸からモンサンミッシェルまでは、約30分かけての徒歩移動、もしくは
Le Passeur (ル・パッサー) というシャトルバスに乗って移動します。

★所要時間: 6分程度
★料金:    無料
★運行時間: 朝8時~夜1時頃まで
詳細はこちら


対岸のシャトルバス乗り場は、人気ホテル、
Relais Saint-Michel(ルレ サンミッシェル) の目の前です。

運行間隔は10分程度でとても便利happy01
繁忙期には3~4分間隔で運行されるそうです。 



島の数十メートル手前で下車し、ここからモンサンミッシェルを目指します。



シャトルバスは朝8時~夜1時頃まで運行しているので、対岸のホテルに宿泊している方でも、このシャトルバスを利用して早朝・日没後のモンサンミッシェルを楽しむことができますnotes


また、島内のホテルに宿泊している方は、シャトルバスで対岸まで行き、シャトルバス乗り場の近くにあるスーパーで、飲み物や軽食を調達することもできます。日用品やお土産の品揃えも豊富で便利ですhappy01

フランスのスーパーはレジ袋有料なのでご注意ください!
うっかりエコバックを忘れた場合1€のエコバッグを購入するか、手持ちで持ち帰る羽目に。



シャトルバス乗り場の近くの、クエノン川の河口には2009年から稼動しているダムがあります。ダムの上のデッキは展望スペースになっています。


堤防の周囲は工事中
2014年には新しい橋が完成し、堤防が取り除かれるようです。


 


H.I.S.パリ支店ではモンサンミッシェルのオプショナルツアー


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