フランスのおすすめ観光地
2012.08.28
モンサンミッシェルがあるサンマロ湾に面する観光地、Saint-Malo(サンマロ) に行ってきました
人口約5万人、バカンスシーズンには4倍の約20万人になるという、
フランス北西部・ブルターニュ地方のリゾート地
サンマロはパリからTGVで約3時間、モンサンミッシェル観光のついでに立ち寄ることもできます
サンマロは12世紀につくられた城壁に囲まれた港町。
かつてはフランス最大の港で、一時は海賊の拠点にもなっていたそう
↓上から見るとこんな感じです。
↓城壁に囲まれた旧市街へ
石畳の道と、石造りの建物が続く、とても雰囲気のある町。
ブルターニュ地方名物の牡蠣やムール貝などの海の幸や、
そば粉のクレープ・ガレットを提供するレストランがたくさんあります
城壁の上を散歩することもできます
どこを見渡しても海気持ちがいいです
またモンサンミッシェルを取り囲むサンマロ湾は、
潮の干満の差がヨーロッパ最大なことでも有名
モンサンミッシェル、サンマロ共に、日にもよりますが、
潮の満ち引きを楽しむことができます
この日は偶然、潮の満ち引きの差が激しい日で、
干潮時と満潮時の潮位の差が10mもあったようです。
潮が引いてヨットが傾いています
近くには小島や要塞がありますが、潮が満ちてくると渡れなくなってしまいます。
もう一つの大きい要塞。
1時間半後あっという間に干潟が海に飲み込まれていきます
潮が満ちて、要塞に取り残されてしまった人達が10人以上いました
嵐の時には、この塀を越える高さの波が来るのだそう
干潮時には、城壁の外はビーチに
磯遊びもできます
干潮時に海の方へ出ると、
城壁に囲まれた町の様子を臨むことができて面白いです
あちこちにカモメがいるのも楽しいです
近くにはCancale(カンカル)というフランス有数の牡蠣の名産地があり、
他にも海の幸やガレット、りんごのお酒のシードルや、
クイニーアマンという洋菓子パンなど、
美味しい名物料理が楽しめる、胃袋も大満足の観光地です
カンカルのブログ記事はこちら
7月、8月にフランスご旅行の際は、フランス人に混じって、フランス地方でバカンスを満喫するのも面白いかもしれません
★サンマロへのアクセス
☆パリ・モンパルナス駅⇔サンマロ駅
TGVで約3時間。直通の列車もありますが時間によっては、TGVと普通列車TERの乗り継ぎになります。
↓普通列車TER車内
☆モンサンミッシェル⇔サンマロ駅
モンサンミッシェルから毎日出ているシャトルバスに乗って1時間半ほどでレンヌ駅へ。レンヌ駅からTERで1時間ちょっとの距離。モンサンミッシェルからも週に数本バスが運行しているようです。
☆サンマロ駅⇔旧市街
サンマロ駅からSaint-Vincent(サンヴァンサン)行きのC1、C2バスに乗車。
運転手から往復分のバスチケット(2枚で2.5€)を購入します。
Deux tickets S.V.P.(ドゥーティケ シルブプレ) と言えばOKです。
(ま)