10月7日のブログでご紹介した現在グランパレで行われている北斎展に行ってきました
かなりの人気と聞いていたので、事前にインターネットで入場時間が指定されているチケットを購入して行きました。
30分間隔で入場時間を選ぶことができるのですが、私が行こうと思ったのは週末だったために午前中9時半から11時半、14時から17時というベストタイムはすでに売り切れていたため、思いっきりランチタイムの12時からの回を購入
会場に着くと、当日券入場の列、各時間00分入場の列、30分入場の列と3つに分かれていました。入場指定時間5分前に会場に到着したものの、さすがフランスオンタイムに入場できるわけではなく、実際入場できたのは12時20分くらいでした
写真は当日券待ちの列ですが、ほぼ予約の人で埋まっているために、なかなか列は進まず、最低3時間は待つことになるという案内
人気の高さがわかります。
こちらが入り口。
葛飾北斎の「冨嶽三十六景」の中でも有名な「神奈川沖浪裏」が掛け軸のように会場のグランパレの建物の支柱と同じ高さに美しくかけられていて、期待が高まります。
こちらがそのアップ写真。
展示室は撮影が一切禁止だったため、写真でご紹介できないのがとても残念なのですが、生涯に30回改号をした北斎の代表的な名前を追いながら、その時代の作品を紹介していくという内容で、日本人にも(日本人にはさらに?!)とても興味深い展示でした。
パリ市内のポスターが「冨嶽三十六景」ばかりだったので、展示も景色画が多いのかと思っていたのですが、それ以上に北斎漫画のコレクションが圧巻でした。
日本人にはなじみ深い江戸時代の大衆文化ですが、フランス人は普段全く見ることのない世界のせいか、会場内の熱気がすごく作品によっては、順番待ちしないとじっくり見られないほど。
会場内の説明は、日本語でも記載されているのが、私たちにはとてもうれしいところ
展示会場を出たところにあったショップには、葛飾北斎に関するグッズばかりではなく、おりがみや茶筒、お箸、日本人作家の本等々、日本に関するあらゆるものが一緒に売られていました
ちょっとした日本アンテナショップのような雰囲気
2015年1月18日までの開催ですが、途中、作品を一度休めるための期間として11月21日から30日までは閉鎖になりますのでご注意下さい。
(YB)