グルメ 2015.01.16

フランスで冬のメニューというと、まずはチーズフォンデュやシュークルートなどほかほかあったかメニューを想像してしまいますが、牡蠣も忘れてはいけません。

フランスでは秋頃から春頃まで、魚屋さんやマルシェはもちろんのこと、レストランやビストロ、カフェの軒先でイートン・持ち帰り用に牡蠣が販売されています。尚、フランスで最も牡蠣が消費される日は12月24日のクリスマスイブだそうです。そんなとても旬な食べものの牡蠣!

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軒先には牡蠣をあけるEcailler(エカイエ)と呼ばれる専門の人がいて、手際よくお皿に並べてくれます。

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フランスでは基本、生の牡蠣を前菜として一人6個(半ダース)から12個(!!1ダース)レモンやエシャロットビネガーをかけて食べるのが主流。もちろんその際はキリッと冷えた辛口の白ワインも忘れずに!一緒に全粒パンが添えられていることも多いです。

ただ牡蠣と一口にいっても、フランスでは産地、種類、大きさなどで値段が細かく分かれています。日本の牡蠣と似た細長いタイプはHuître Creuse(ウイトルクルーズ)とよばれている種類で、他にHuître plate(ウイトルプラット)と呼ばれる丸いタイプもあります。大きさは1号から5号くらいまでに分類されていますが、大きすぎず、小さすぎずというころで3号あたりが食べやすいです。

牡蠣のみでなく海の幸盛り合わせとして、エビやカニ、貝類なども一緒になっているメニューもあります。日本人的にはお刺身もあるのでは??という感覚になるかもしれませんが、あくまでも甲殻類と貝類のみの盛り合わせになります。

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尚、ブルターニュ地方やポワトゥーシャラント地方など産地の近くでは、パリよりもずっとお手軽な値段で海の幸を食べることができますので、もしそちらの地方へ旅行される方はぜひ食べ逃さないようにしてくださいね!

(YB)

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