2015.01.06

みなさま、あけましておめでとうございます。今年もパリを中心としたフランスの素敵な情報、旅行に役立つ情報をブログでお届けしていきたいと思いますのでよろしくお願いいたします。

フランスは3が日という感覚はなく、大晦日から1日にかけてのパーティーが終了したら、いきなり普段モードです。そして年明け早々のイベント(?)がGallette des rois = ガレットデロワ。クリスマスから12日目のエピファニーの日に、キリストの誕生を祝いに3人の博士がお祝いを持ってベツレヘムに到着した日されることに由来するガレットデロワ=王様たちのお菓子を食べる習慣があります。

ちなみに1月6日のみならず、なんだかんだとクリスマスを過ぎたころから1月いっぱいくらいまで、何度も友人や家族たちと食べるのがフランス人流・・・

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この時期、パン屋さんやお菓子屋さんの店頭にはガレットデロワがいっぱい並べられています。

ガレットデロワはお菓子の中にフェーブと呼ばれる小さな陶製の置物が入っていて、切り分けられた際にそのフェーブが入っている部分が当たった人は王様もしくは女王となり、その人がもう1人の王様もしくは女王を選んで、その二人は1年幸福になるとされています。

ちょっとした1年の運試し的要素を含んでいる感じですね!

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フェーブはしっかりと中のフランジパンと呼ばれるアーモンドパウダーとバターの生地に隠れているので、食べるときには注意が必要です。思いっきり噛んでしまうとなんたって陶製なので、痛いことになります。

フェーブは様々な種類があり、コレクションしている人も多いそうです。

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例えばこんな感じのものがガレットの中には入っています。スーパーなどで売っているものには、子供たちが好きそうな映画やディズニーのキャラクターなども。

みんなで切り分けて食べるのが主流ですが、2人用サイズなどもあるので、この時期フランスにいらっしゃる方はぜひおやつやデザートに召し上がってみてください。

(YB)

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