まだ朝の8時半。
リオデジャネイロの空港から出ると、10人以上のタクシードライバーが
「どこのホテルだー?」と凄いプレッシャーで一斉ににじり寄ってきて、
どの人も白タクの匂いがぷんぷんし、ぼったくられ感満載だったので、
用心をしてバスでホテルへ向かう事にしました。
立地よりも料金を重視して選んだ、LEME OTHON PALACE HOTELは
予想外に海に面したホテルで、部屋からも十分見渡せる申し分ないホテルでした。
今まで名前だけはよく耳にしていた「コパカバーナビーチ」。
水はエメラルドグリーンでもなく、泳ぐには肌寒い天気で、
決してずば抜けて綺麗とまではいかないものの、
何だか「憧れのビーチ」に来たという達成感に浸り、
しばらくゴロゴロしているだけで、心地よい一時を味わう事ができました。
そんなところに警察が寄ってきて、「早朝や暗くなってからは治安が悪く、
引ったくりや強盗が横行するので近寄らないように!」と忠告をしにきました。
空港でのロストバゲージやらで旅の疲れも多少あり、しばらくゴロゴロしていたい
肝著を抑え、リオは1日半という短い滞在時間しか取っておらず、
見所だけを見て廻るにも、自力では困難と判断し、数時間後に開始される、
参加できるツアーがないかホテルのコンシェルジュにオプショナルツアーを
探してもらい、本来前日の予約が必要でしたが無理やり入れてもらえました。
ブラジル以外の南米各国からの参加者がほとんどの15名ほどのグループで、
バスに乗り込み、市内を走りながら、両側の景色を解説付きでガイドさんが案内を
してくれ、まずはいきなり、映像でよく見ていたコルゴバートの丘へ。
丘の上のキリスト像は予想していたよりも遥かに大きく、台座部分が礼拝堂に
なっており、いきなり壮大なスケールに圧倒され、感動。
癒されましたー。
その後、砂糖パンというイメージから名づけられた「シュガーローフ」という
大きな丘にケーブルカーで上り山頂へ。
その後、当初20万人ほどの観客を収容していた、サッカー通の誰もが憧れ、
世界最大規模の「マラカナンスタジアム」へ。
ただ、スタジアムは残念ながら既に2014年のワールドカップ開催に向けた
工事に入っており、中のグッズショップは開放されておらず、スタジアム
見学ツアーなども催行されておりませんでした。
2014年ワールドカップ開催時に必ずまた来ることを固く心に誓いました。
その後いくつか教会をまわり、都庁くらいの大きさを誇る巨大な
ショッピングセンター前で解散。
キリスト像、シュガーローフ、マラカナンスタジアムだけをみても、
街の正反対の位置にあり、自力で廻っていたら、頑張って鉄道・バスを
乗り継いで、1つしか見れなかったと思います。
様々な国の旅行者といろんな話ができたし、短時間で効率よく廻れたし、
自分で廻るのとはまた違った面白み、出会いがオプショナルツアーには
あります。o(〃^▽^〃)o
特に滞在時間が短い都市を観光する場合は、短時間を有効活用できる
オプショナルツアーに是非参加をしてみては?
(ツアーに日本語設定があってもあえて英語ツアー参加がおすすめ!
本当にいろんな国のいろんな人との一生関係が続くような素敵な
出会いが毎回あります。)
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続く......... たぶん