スペインを代表する踊りと言えば、世界的に有名なのがフラメンコ。
「タブラオ」と呼ばれるステージの上で情感たっぷりに歌いあげる歌い手とギターの音色に加え、踊り手が華麗にステップを刻んで舞い踊る様は迫力満点で、見る者をあっという間に虜にしてしまうほど感動的です。
そんな情熱の踊りフラメンコは、スペインを訪れたら必ず一度は生で観たいものですよね!
そこで今回は、スペインでも一流のダンサーたちが集まる首都マドリードならではの人気のタブラオをご紹介します!
【コラール・デ・ラ・モレリア(Corral de la Moreria)】
「世界で最も有名なフラメンコタブラオ」と呼ばれるタブラオです。
1956年オープンの老舗で、スペインの一流ダンサーが出演する舞台は、世界各国の王室関係者やアーティストなどの著名人にも愛されています。
パフォーマンスの見事さはもちろん、舞台と客席の近さが生み出す臨場感と迫力を存分に味わうこともできるので、旅の素敵な思い出になることは間違いなしでしょう。
とにかく人気が高く、特に週末の早い時間のショーやドリンク付きは早めに売り切れるので、思い立ったらとにかくすぐに予約することが重要です。
店自慢の料理に舌鼓を打ち、ワインを傾けながらのひと時はスペインの思い出をさらに色濃いものにしてくれるでしょう。
【カサ・パタス(Casa Patas)】
庶民的な雰囲気のレストランに併設されたタブラオです。
小さなステージながら、フラメンコ通の地元ファンも多く通う名タブラオで、週末には有名アーティストが登場することでも知られています。
すぐ近所に有名なフラメンコ・スタジオ、アモール・デ・ディオスがあり、日本からフラメンコのプロの踊り手もレッスンを受けに集まる有名なタブラオです。
前述のコラール・デ・ラ・モレリアと並んで「死ぬまでに観たい1000の場所」にも選ばれている実力派ですが、お値段は比較的手頃です。
ワンドリンク付きで手軽にフラメンコを楽しむのも良いですが、味に定評のあるレストランでのディナーとセットで楽しんではいかがでしょうか。
【ラス・カルボネラス(Las Carboneras)】
2000年10月にオープンした、マドリード内のタブラオの中では比較的新しいタブラオです。
伝統的なフラメンコの流れを踏まえながらも、現代フラメンコのアレンジを取り入れたモダンなタブラオとして知られており、気軽に本格的なフラメンコを楽しむことができます。
割と小さなお店ですが、ダンサーやアーティストの実力は本物。
落ち着いた雰囲気の店内で迫力のフラメンコを楽しめるということで観光客にも人気があります。
ショーのみでも楽しめますが、食事込みのプランの方が、優先的に店内入ることが出来たり、舞台近くの席に座ることも出来るなどメリットが多いのでお勧めです。
スペインを訪れた際に、立ち寄ってみてはいかがでしょうか?
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