ほんとはこういうのちょっと苦手なんだけど。。。
本日、グロ注意です!
今夜のオカズは唐揚げとか
手乗り文鳥のピーチャンを口の中にいれてもへっちゃら!っていう位
こよなく愛してる人は噛み砕かないように気を付けてください。
闘鶏場に行ってきました。
COCK FIGHTって呼ばれています。
ニワトリの喧嘩。
薄々そうのがあるなっていうのは気づいてはいたんですが、会社がどっか
からもらったチケットを渡され、ブログ用に取材してくるよ~に
っていうことだったので、少しアンニュイながらもおじさんは頑張りました。
そこはかとなく薄暗いナゲヤリな倉庫みたいなとこに円形のリングがあって。
だんだん人が集まってきて、最終的には満員電車状態。
困ったことにほぼ全員がおじさん、もしくはおじいさん。
観光客はおろか、日本人、韓国人、中国人も見当たりません。
さらに困ったことに、そのほぼ全員が恐らく仕事帰りで汗まみれ埃まみれ
そして会場自体が暑いものだから、そのヤルセナサは、通勤快速でドアの
開かない方で汗かきのオジサンさんと向かい合わせ、朝食で食べたので
あろう味噌汁とネギ納豆とタバコの匂いの溜息の直撃を100ヤルセナイ
だとすれば85ヤルセナイくらい。
カメラぶらさげた日本人なんかどこ見渡してもいないものだから、近所の
長老らしきおじいちゃんに手招きで呼ばれ、”写真撮ってもいいけどストロボ
たかないでね”とか、”あのへんで見るといいよ”とか、大体の流れとか
なにかと世話を焼いてくれました。
おかげでリングサイドをキープ。
トーゼン会場にお集まりの皆様は、お金賭けてます。
選手のニワトリ君達はそれはそれは大切に育てられるそうで、おいしいもの
いっぱい食べさせてもらってるそうです。
でもここで、
”あのこ毛並みがきれいだな”とか
”おとうちゃんにだっこしてもらって、安心してちょっと得意げだね”
なんてことを思ってはいけません。
思ったら負けです。
お相撲の立ち合いみたいのを何度か繰り返し、お金を賭け合う会場の
叫び声が絶頂に達したころ
ファイト!
怒ってます。
どっちも怒ってます。
もはや話し合いでは解決しないみたいです。
ジャンプ!
鳥だけに飛んだりもします。
なんだかだんだん流血の騒ぎに。。。
クターってなってるし。。。。
むんずと掴まれて、無理やり立ち上がらせられます。
はい、ここで注目。
この人たち、どっちも脚にナイフを付けてるのです。
そしてどっちかが死ぬまで終わらない。。。
多分、練習のスパーリングを普段から行っているんだろうけど、
その時はナイフは付けてないはずで、
おとうちゃんのためならエンヤコラで普段の練習の成果を遺憾なく発揮しよう!
って頑張ってたら、あれ、いつもよりなんか痛いぞ・・なんかだんだん気も
遠くなってきたし。。。みたいな・・・
でもそういうことは考えちゃダメです。
考えたら終わりです。
再びなにかさく裂したみたいです。
だからそういうこと決して考えちゃダメなんですぅ・・・・・・。
そして、そういうことが、100回くらい繰り返されるのです。
世の中でスーパーで鶏肉を売ってる分だけ、精肉工場ではそれをシメル人が
いて、まさか薬を使ってシメルわけではないだろうから、シメル係りの人は
一日中毎日そういうことしてて、そのお陰でパックに入ったお肉を買って
食べられるわけで、サイパンではそういうことがより一層身近だったりします。
自分の住んでるアパートの大家さんは誰かのお誕生日とか、大勢集めて
庭でバーベキューをするのが大好きなのですが、そういう日の朝は、
息子さんがどっかから買ってきた豚の叫び声で起こされ、あ、今日はバーベ
キューなんだなって分かる。
昔、ニュースで見たんだけど、どっかの日本の小学校で飼ってたニワトリの
小屋に野良犬が潜り込み、ニワトリ全滅。そのニワトリを校長先生と
教頭先生が家に持って帰って一緒にナベにして食べたっていうのが
大問題として紹介されてた。
その小学生のインタビューで、マスコミの人に”こうちょうせんせいが・・・
ピーチャン(名前は知らんけど)たべちゃったの・・・・”
とか言ってて、確かその先生、なんかひどく怒られちゃったみたいだった
けど、今から10年以上前のニュースだったから、その先生の子供のころって
田舎では家でニワトリなんか飼ってて、子供が世話係りで、何かのお祝いの
時はつぶして食べるっていうのは当然で、肉を食べるっていうのはそういうこと
だったと思う。
また、あるニュースでは、日本のどこかのボランティア青年団体が夏休みに
子供たちを無人島に連れて行き、みんなでカレーを作って食べるっていうのが
あって、一緒に連れてったニワトリをシメルところからカレー作りを始める
っていうのがあった。
いきなりそんなこと言われた子供たちは泣きながらニワトリの首を
ひねってたけどでもカレーに肉が入ってるっていうのはつまりそういう事
なんだって思う。
クジラを食べる事がとんでもないっていう文化を持つ人たち
逆にクジラを食べるっていう文化を持つ人も世界にはいるわけだし。
が!しかし!
闘鶏に出場してた知り合いがたまたまいたので
”まけちゃったほうのは、どうするの?食べるの?”
って聞いたら
”薬つかってるから食べない、捨てちゃう”のだそう。
たぶん、闘鶏、二度と、行かないかも・・・・・
良い悪いは別にしてさ。
by yoshi