ダッカの国立競技場横からローカルバスで1時間(のはずが渋滞で2時間半)、ナラヤンゴンジ(Narayanganj)は河の街。お休みの日、日帰りで行ってきました。
ナラヤンゴンジでもダッカ寄りの一角、ポグラ(Pagla)のプリゴンガ河に係留されているのが、1933年うまれの蒸気船メアリー・アンダーソン号。
いまは政府観光局(ポルジャトン)のレストランです。
地元の裕福そうな家族連れが来ていました。
そして、のどかな河の景色にのーんびり。
小さなボートから
上流のダッカと下流の地方都市を結ぶフェリーボートまで。
沈みかけてる!? …ではなく、いちばん多いのが砂の運搬船。写真の右(北)にダッカがあるから、首都の建築工事に使われる砂なんでしょうね。ちなみに逆向きの船は、積み荷を全部降ろしてるので
↑身軽そうです。喫水、ちがいすぎやろ!
船がひっきりなし河をゆき来する光景、もう日本では見られないと思うのですが、「河の国」バングラデシュではまだまだ船が交通の主役です。
対岸の河原では、子どもたちがクリケットを。
そしてのどかな時間の名脇役、いや、主役(笑)といえば
昼間からビールっ!(笑)
甘い炭酸飲料「タイガー」で割ってちびちび飲むのがバングラ流だそうで。暑いこの国では、砂糖味のビールもまったく「あり」でした。ちなみに350ミリ缶が250タカ(約360円)。チャーイが5タカの国では破格の高さです。イスラム教の影響で、国内ではビール作っておらず(おおっぴらに呑むのもはばかられるし)、シンガポールから関税つけて輸入するからだそうで。
屋根でなにやってるんだ3人?
そのあと、友達の地元の兄ちゃんたちといっしょに(彼らの招きでナラヤンゴンジに来てたんです)河の上へ。
値段交渉も兄ちゃんがしてくれたので、外国人用ぼったくり価格になることもありません。
河沿いでくつろぐ(←ボリウッド映画の某曲を大音量で流しとる)家族づれと
魚を捕っている(待っている?)漁師さんをながめつつ
河の真ん中へ。
砂利の船、とっくに沈没しかけの量積んでますぞ。
河の渡し船も大繁盛。まわり、橋が見当たらんからなあ。
そんなわけで別の桟橋(?)に着くと
河沿いのチャーイ屋さんであつあつの一服を。
水際からそのまま市場になってまして、
河が運んでくる新鮮野菜や
新鮮、というかまだ生きている鶏が売られていたり。で、この写真の5メートル陸側が「肉市場」だったという衝撃(笑)!
そんなのどかな河の往来と、バングラデシュでは貴重なビールが味わえるナラヤンゴンジ。
目印はアルゼンチンとブラジルの国旗屋さんです(!?)。