バングラデシュの首都ダッカで木曜深夜に発生した、火災事故に関するご報告です。
【火災の概要】
6月3日(木)夜8時45分(日本時間同夜11時45分)ごろ、ダッカの旧市街(オールド・ダッカ地区)で、商店20を含む8棟を焼く火災が発生しました。5日(土)現在、死者は女性・子どもを中心に117人にのぼっています。近年のバングラデシュにおける火災としては最大の規模となりました。原因は依然不明ですが、目撃者の情報によると、街路上の変圧器または飲食店内の窯から出火し、瞬時に燃え広がったとされております。現場は消防署からわずか300メートルの地点で発生しましたが、旧市街には消火器具を備える一般建築物はほとんどなく、被害の拡大を招きました。
【お客様のご旅行への影響】
[観光] オールド・ダッカ地区にはショドルガットやピンクパレス、スターモスク、シャカリバザール、ダケシュワリ寺院、ラークバーグフォートなどの観光地があります。しかし、各地点とも火災現場とは離れており、お客様の通常の観光には問題ございません。
[ホテル] 現在H.I.S.がお客様にご案内しているダッカのホテルは、すべてオールド・ダッカ地区以外にございます。また、H.I.S.が使用するホテルは現地の防火基準に合致しております。
日本からの旅行者および滞在者(H.I.S.のお客様を含めて)の被害報告は現在のところございません。
また、火災の犠牲者を悼み、本日5日(土)はバングラデシュ全土で喪に服すことが定められました。
[火災現場の様子-ザ・デイリー・スター紙(6月5日号)より]
なお、火災に関する情報および写真は現地英字紙ザ・デイリー・スター(6月4日・5日発行)によるものです。
H.I.S.ダッカ支店 浦田
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投稿: ホレイショ -2010年6月 5日 (土) 10時09分
■無題
大変な事故ですね。亡くなられたたくさんの兄弟にお悔やみ申し上げます。