バングラデシュに赴任して3か月。私、お休みの日に首都ダッカから郊外≒農村地帯に行くことがあります。都合4回、おもしろいことに全部がバングラデシュ人からのお誘いでした。


「うちのイナカにおいでよ」

「ダッカは『暮らす場所』じゃないよ」


 こんな感じで彼ら、自分の郷里がいかに美しいか熱く語りだします。そうくりゃ私、断るわけにはいかないですわ。そして、彼らの言うことが本当だと思い知らされるのです。先週行ったとある村(次回のブログをお楽しみに)では、「シュンドル…シュンドル…」(「美しい」の意味のベンガル語)、ただひたすらつぶやくほどの景観でした。


H.I.S. ダッカ支店 (バングラデシュ) ~ショナル バングラ~ -1LPT
 

 もちろん、夏の青空と一面の水のなすひらけた農村風景。ゆったり流れる河と、その上を進む船の数々。そんな自然景観もさることながら、そこにいる人間こそシュンドルシュンドル!卑近な言いかたでは「写真になる」姿、高尚な表現は…わからない()。世界自然遺産のような圧倒的な自然景観もいいけど、人間の匂いのする(里山みたいな)景観のほうが、同じ人間の僕らには溶け込みやすい気がします。


H.I.S. ダッカ支店 (バングラデシュ) ~ショナル バングラ~ -2LPT
 

 村の中では、外国から来た僕らはあっという間に有名人です。好奇心と好奇心のアイノコみたいな(←それはアイノコとは言わんがな!)子どもたちと、「三つ子の魂百まで」を地でいく世話好きで話好きの大人たちに、一瞬で囲まれます。というか車降りる瞬間からだ()


H.I.S. ダッカ支店 (バングラデシュ) ~ショナル バングラ~ -3LPT
 

 日本のコミュニケーションの文法では、お互いの間に「越えてはいけない線」がある気がします。どんなに親しい友人でも、家族の中でも。それがインドやバングラデシュでは、いとも簡単に線を越えて「相手の領域」に入ってきます。根本的に、人間と人間の距離感が違う国なんですねえ。…以上、私が大学時代ヒンディー語を習ったT橋先生からの引用()。こんな、物理的な意味以上の「近さ」にハマっちゃう人、結構多いらしい。自分もそのひとりですが。あー、前置きで750字使っとるー()


H.I.S. ダッカ支店 (バングラデシュ) ~ショナル バングラ~ -4LPT
 

 そんな農村の光景とバングラデシュの人々にじかに触れあえる旅を創りたい!というわけで作ったのが、今回のツアー「注目の国・農村で笑顔に触れる バングラデシュ5日間」。短い夏休みでも安心、たった5日間で、バングラデシュ人おすすめの農村地帯と、大都市ダッカの喧騒の両方を肌で感じられる、熱い旅をどうぞ。


H.I.S. ダッカ支店 (バングラデシュ) ~ショナル バングラ~ -5LPT
 

 この旅で訪れる村はダッカから北に2時間半、タンガイル県というところにあります。ここ、「2時間半」ってのもコダワリポイント。道路事情が決してよくないこの国では、クルマの時間はできるだけ抑えたいものですから、ね。


H.I.S. ダッカ支店 (バングラデシュ) ~ショナル バングラ~ -6LPT
 

 タンガイルに着いたら、一泊するのはなんと「NGOのゲストハウス」。「ウビニーグ(UBINIG)」というNGOなのですが、この団体は20年以上にわたって農村の生活向上を研究&実践しているんですね。しかも手法が面白くて、基本的にバングラデシュの伝統的な工法を踏襲しています。染色や機(はた)織り、粉ひき、調味料づくり、肥料作りなどなど―すべて伝統製法。「おばあちゃんの知恵袋」なんて言葉がふと浮かびました。もちろん教育にも力を入れていて、まわりにはウビニーグ自ら運営する小学校が=子どもが=好奇心のカタマリ(もちろん"複数形")が!


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 「注目の国・農村で笑顔に触れる バングラデシュ5日間」では、こんなコミュニティに一夜をはさんで約24時間滞在。夕暮れの水辺の景色や条件がそろえば幾千万のホタルの乱舞、農民たちの早朝の歌の集い、いろんな農村生活の素顔と笑顔に急接近!


H.I.S. ダッカ支店 (バングラデシュ) ~ショナル バングラ~ -8LPT
 

 そして、ウビニーグのゲストハウスに泊まることで、自動的に、このNGOの活動資金を助けることにもなるんです。そう、いま流行りの「楽しみながらエコ」。しかもバングラデシュで。


H.I.S. ダッカ支店 (バングラデシュ) ~ショナル バングラ~ -9LPT
 

 ちなみにこのダッカ支店ブログでたびたび力説している「バングラデシュは河と水の国」説―これだって、今回のツアーではプチ体験できちゃいます。タンガイルへの道中立ち寄る、素朴な陶工の村「カクラン」。この村、なんと小舟でアプローチ!日本ではほとんどお目にかかれなくなった、渡し舟に乗れちゃいます。


H.I.S. ダッカ支店 (バングラデシュ) ~ショナル バングラ~ -a10LPT
 

 みなさんの夏休みを、いままでとはひと味もふた味も、もしかしたら105(税込)も変えてしまうものに―H.I.S.ダッカ支店は「変えちゃう」自信、ありますよ。そんなわけで、この夏こそ行っちゃいますか?バングラデシュのいなか&笑顔へ!



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Love Peace TRAVEL

「注目の国・農村で笑顔に触れる バングラデシュ5日間」

ほかにもうれしいポイントつき。たとえば…

・最終日はダッカ市内観光 & ”アレンジ自由自在

  ご希望に応じたお買いものスポットへご案内。

・あとはホテルでリフレッシュ→すっきり空港直行→日本へ。

・行程中全食事つき。お店のチョイスもお任せください!


スタンダードクラスホテル(ダッカ)ご利用

 139,000円~219,000

 http://e.his-j.com/trip/ciao/voyage/02A_10/TW-NDA0001/

スーペリアクラス(ダッカ)ご利用

 148,000円~228,000

 http://e.his-j.com/trip/ciao/voyage/02A_10/TW-NDA0002/

デラックスクラス(ダッカ)ご利用

 154,000円~269,000

 http://e.his-j.com/trip/ciao/voyage/02A_10/TW-NDA0003/

     

8/29出発以降はダッカからの帰国便出発時刻が大幅に早まるため、ダッカ市内観光・ショッピングの時間が短くなります。また、ダッカ最終日の夕食はつきません。ご了承くださいませ。

※ ウビニーグのゲストハウスは、冷房なし(扇風機・蚊帳つき)、シャワーのみのお部屋となります。停電が非常に多いため、電気式の温水器が即時ご使用できない場合もあります。あらかじめ温水を貯めておくか、ゲストハウススタッフにバケツで持ってきてもらう等の準備が必要となります。バングラデシュ農村部のインフラ事情をご察しのうえ、なにとぞご了承くださいませ。

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