みなさま、遅ればせながら"Eid Mubarak!"


"Eid Mubarak"ってなに?とお思いの方もいらっしゃると思います。
バングラデシュを含む世界のイスラム各国ではイスラム教最大の祝祭「イード(Eid)」がつい先日まで行われていました。その時の挨拶が「イードムバラク(Eid Mubarak)」なんです。

さて、イードとは何か。
「犠牲祭」つまり生贄を神様に捧げる祝祭です。


イードは年に2回行われ「断食明けの祝祭」「犠牲祭」があります。「断食明けの祝祭」は7月頃にあったようですがその頃はまだ日本にいたのでわたしにとっては初めてのイード休みです。イードの祝日は3日間ほどですがわたしが現在通っているダッカ大学はイードをはさんで2週間ほどお休みがあります。(今もお休みです笑)


さて何を生贄に捧げるかと言うと…

Img_0471

”牛”
友達の家の前にいた牛です。結構大きいです。イードの数日前から牛が道路を歩いていたり、トラックで運ばれているのを良く見かけます。あっちもでも牛。こっちでも牛。牛が大きいからか2,3人で一頭の牛を運んでいました。


Img_0476

”ヤギ”
なんでこんな街中にヤギがいるんだろうと思って撮った写真ですがよく考えたらイード前だからか。道路を歩くヤギの姿も見れました。


さて犠牲祭は今年は25日に行われました。つまり25日に一斉に牛が殺されるわけです。


正直あまり外に出たくなかったんですがせっかくなので一度見ておこうと思って当日は街を散策しました。当日はとてもいいお天気でいろんなところで牛を切っていました。(ヤギは見なかったな。)でも朝早くから行われていたようで昼前に外に出てみると生きている牛はほとんどなく、皮を剥いだり、肉を切り裂いているところでした。(内臓洗ってる人もいたな。)その辺に剥いだ皮が放置されていてなんとも言えない気持ちに。。。右見ても左見ても牛を解体しているのでどこを見たらいいのやら。血を見るのが苦手なわたしには少しつらかったです。。。


当日は友達の家にも行きましたがそこでも牛を一頭解体したようでお昼ご飯は牛のカレーでした。美味しく頂きましたが当分の間は牛カレーが続くようです。(次の日も牛でした)


目の前で牛が殺されるのを見て、自分が普段なにも考えずに食べているお肉もこのような過程を経てわたしの口に入っているんだなと思うと、食べ物への感謝の念が自然に起こりました。ほんとに。いい機会でした。(でも…正直何度もは見たくはないです^^;)


日本とは文化の異なるこの国では驚きっぱなしの毎日です。次はどんなことに出会えるかな♪


ダッカ支店 吉川


同じテーマ「」の記事

もっと見る →

    コメントを投稿

    

    HIS ダッカ支店

    2024.12
    loading...