House of the Flying Daggers (2004)(LOVERS)や「Memoirs of a Geisha (2005)」(SAYURI)などの近年のアジア映画大ヒットが火付け役となり、buildingニューヨークはここ最近かなりのアジアン・ブームshine。ファッションにおいても、街を歩いていると着物柄の服を着た女性を結構見かけたりします。(←私も個人的に大好きデスheart04


そんな今だからこそ注目なのが、リンカーンセンターのメトロポリタン・オペラ925日~1118日にかけて上演されるジャコモ・プッチーニ作曲の「Madama Butterfly(マダムバタフライ)」。(日本では、「蝶々夫人」ですね。)1904年にイタリアはミラノでオペラ界にデビューし、メトロポリタン・オペラでは1907年に初公演されました。今では、オペラ界の女王crownと言っても過言ではない、名作中の名作です。


memo悲恋物語「マダムバタフライ」のストーリー

時は、幕府から明治にかけての混乱の中。長崎の士族の娘であるヒロインの蝶々は、殿様の命令で父が切腹sweat01してしまった後、長崎を出て芸者になる。彼女が15歳になる春、米海軍兵のピンカートンと知り合い、二人はheart02恋に落ち、結婚する。sign01しかし、ピンカートンは、蝶々を残しアメリカへ帰ってしまう…weep夫の帰りを待つ蝶々だが…?

…っと、ネタバレしないため、ここまで~っ。((((((ノ゚⊿゚)ノ


今回の公演の監督は、「The English Patient (1996)」(イングリッシュ・ペイシェント)や「The Talented Mr. Ripley(1999)」(リプリー)の映画監督を務めたAnthoney Mighella歌舞伎文楽の要素も取り入れたという、西洋と東洋が融合した妖艶な演出は要注目です。good


ちなみに、メトロポリタン・オペラは初の「Madama Butterflyオープンハウス・リハーサル(無料)を922日(11AM2PM)に行うとのこと!メトロポリタン・オペラのマネージャーによると、今回のオープンハウス・リハーサルは、「現代のオペラを、もっと身近なものに感じてもらうため」とのこと。この日は、リハーサルのほかにも、キャスト&プロダクションチームのパネル・ディスカッションや、プロダクションのスケッチや舞台セットのモデルなども拝見できるらしいです。:*:・( ̄∀ ̄)・:*:


ear耳より情報ear


H.I.S.ニューヨーク支店では、「Madama Butterfly」はもちろん、2006年シーズンのメトロポリタン・オペラのチケット手配を行っております。どうぞお気軽にお問い合わせくださいnotes


Metropolitan Opera @ Lincoln Center

64th Street @ Columbus Avenue

(212) 362-6000


※上記は、8月23日現在の情報です。劇場側の都合により、予告なく情報が変更されることもありますので、予めご了承ください。


HISオプショナルツアーの申し込みはこちらから~
H.I.S. ニューヨーク支店便り


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    • 投稿: TK -2006年8月25日 (金) 19時27分

      ■とても良かったですよ
      昨年、同じプロダクションのバタフライを幸運にもロンドンで観ましたがとても素敵でした(MET,English National Operaともう一つのオペラカンパニーの共同プロダクションです)。プッチーニが好きな僕ですが、バタフライの物語が好きでないのですが、シンプルな舞台に、壮大なプッチーニの音楽は鳥肌物です。とても幸運なことに、アンソニーミンゲラさんとジュードロー(よくミンゲラさんと仕事をされる俳優さん)を会場で目撃しました。もしかしたら、有名人にも会える可能性もあるかもしれませんよ!今年のMETの一番の目玉であり、OPENING NIGHTを飾る作品ですので、是非機会があれば鑑賞していただきたいと思います。(ちなみにロンドンではHOT TICKETで有名でした。売り切れ覚悟の可能性大です)

    • 投稿: his-newyork -2006年8月25日 (金) 22時15分

      ■うらやまし~い!
      コメントありがとうございます☆アンソニーミンゲラ氏とジ、ジュードローを生で目撃なんて…うらやましいっっ!(・゚-゚・)イイナァ…METでの「Madama Butterfly」も、キャスト&プロダクションチームのディスカッション・パネルなども行われる「オープンハウス・リハーサル」の話題性も後押しして、ロンドン同様、かなりの人気演目になること間違いなしですね~。

    • 投稿: MOKUMOKU (ニューヨーク在住) -2006年10月25日 (水) 04時30分

      ■大仰天
      大好評のニューヨーク・メトロポリタン・オペラ、マダマ・バタフライを観てビックリ仰天し、桟敷から階下に落っこちそうになった。結婚斡旋人ゴローは延喜時代の冠りものをかぶり、秋田か新潟の女物のカイマキを着ている。この歌劇の設定は明治なんだぜー。歌はうまいのだが、出てくる連中の格好はダライラマや、パンチェンラマや、貢物を受け取る支那の将軍や、日本に攻め込もうとした蒙古の海兵や、山伏や、竹槍もった武蔵棒弁慶のイデタチである。なんでこんなヒドイことになったのかわからん。前代未聞空前絶後。西洋人が日本の女のアソコは横に裂けてると信じていたころの感覚の産物である。一番マトモだったのが女中のスズキ。衣装はヘンテコだが顔は女中顔だった。それでも幕が降りると観衆は大喝采。アメリカ人にとって100年前の東洋は火星よりも遠い国なんだ寝―。このヘンテコ衣装を担当したのはハン・フェンという中国女。なんで日本人にやらせないん駄。この女、南京生まれだそうだから、ひょっとすると南京大虐殺の報復をしたのかにゃ―。

    

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