タイムズスクエアのコンクリートジャングルに、突如「
森
」が出現
…と言っても、もちろん本物の森ではありません。(^▽^;)
この「Design Times Square: The Urban Forest Project(デザイン・タイムズスクエア:ザ・アーバン・フォレスト・プロジェクト)」は、世界中の総勢185人のグラフィックデザイナー、イラストレーター、フォトグラファーなどが一人一点ずつ「木
」をテーマにした
バナーを作り、それをタイムズスクエアに掲げ、「都会のオアシス」に変身させるというもの。「木」がテーマなら、デザインは何でもあり
。ニューヨークのシンボル・自由の女神を取り入れたものや、写真、テキストのみのシンプルな中にも奥深さを感じる作品や、中には、日本人グラフィックデザイナーHideki Inaba
(稲葉英樹氏)の作品のような繊細でアブストラクトな作品もあります。
185枚のバナーの内、約24枚は「The High School of Art and Design」でアートを学ぶデザイナーの卵たち
による作品です。バナーは、タイムズスクエアのストリート(42ST-53ST/7 AVE-8 AVE周辺)に、デザイナーの名前でアルファベット順に掲げられます。(各デザイナーのバナー配置地図はこちら から。)
タイムズスクエアで「木々」を見れるのは、10月31日まで。その後、下ろされた全てのバナーからトートバッグ
を作り、オークション販売されるそうです。(集まったお金は美術学校の奨学金など、未来のデザイナーを生み出すための資金に充てられます。
)
タイムズスクエアのような「都会」の代名詞とも言える場所に、「自然のオアシス」を生む…なんだか、このギャップがまた斬新でクリエイティブなニューヨークらしいですよね。(*゜▽゜ノノ゛☆
Design Times Square: The Urban Forest Project
http://www.urbanforestproject.org/
↑バナーの画像も、ホームページからご覧になれます
Picture credits: Michael Falzone(左上)、Hideki Inaba(右上)、Kent Hunter(中央)