懐かしの映画「ゴースト」 (邦題はニューヨークの幻という副題つき)がミュージカル化される、という噂を数年前に聞いて以来、CGや特殊効果満載のあの映画をどうやって舞台化するんだろう?と気になっていたこの作品、ついにこの目で観てきました!
はい、物凄く楽しみました
舞台は、LEDスクリーンに3方が囲まれていて(左右と後ろの壁全体がスクリーンになっていて、しかもそのスクリーンが自在に稼動する)、超ハイテクな舞台です。それぞれのシーンにあわせて、この3方のスクリーンの映像もシンクロし、さまざまな場面を表現します。3D映画と舞台が合体したような、斬新な演出です。
映画では恋人達(サムとモリー)がロクロを回すシーンで使われ広く知られるようになった〝Unchained Melody〝ですが、映画とはちょっと違った形で舞台でもところどころに
登場します。
この映画の名場面(Unchained Melodyが登場するロクロのシーン)を見たい方はこちらへ: http://www.youtube.com/watch?v=6fR-xy9GgRA
私がこのミュージカルを観るにあたり、一番楽しみにしていたのは、幽霊になった主人公をどのように舞台で表現するのか、という事です。
(注意:以下、思いっきりネタバレしますので、知りたくない方はお気をつけ下さい。)
で、、、この仕掛けがスグレものでした。映画では、幽霊になったサムが壁とかドアを通り抜けるシーンがありますが、このシーンがちゃんと舞台で再現されるのです。さっきまで、(生きている)人間達がバタンと開け閉めしていたハズのドアを、サムが通り抜けてしまい、実際にサムの体が半透明に見えました。私は最前列センターで観劇していたのですが、至近距離でもその仕掛けがよく分かりませんでした。
あと、ラストシーンで、この世から去っていくサムの体が徐々に消えていくのも再現。
映画を見た方は覚えているかと思いますが、殺されたサムが幽体離脱して、自分の死体を見るというシーンもちゃんと再現。これは、古典的なトリックを使っているようでしたが、ドタバタのうちに一瞬で入れ替わるので、あっと思わされました。
(以上、ネタバレ終わり)
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ストーリーはほぼ映画のまんまなので、映画を見ていれば英語が多少分からなくても楽しめると思います。ロマンティックな話というだけでなく、映画ではウーピー・ゴールドバーグが演じたインチキ霊媒師の役の人が、舞台でも笑いをどっかんどっかんと取っていきますので、バランスの取れたエンターテイメントになっています。
さて、ミュージカル・ゴースト、H.I.S.ツアーラウンジでもチケット手配をうけたまわっておりますので、お気軽にお問い合わせ下さい!
H.I.S. ツアーラウンジ
TEL: 1-800-929-8644(フリーダイヤル) 又は 212-977-5800
Ken
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投稿: Miley 89117 -2012年6月22日 (金) 13時21分
■Hello from Las Vegas!
I love Ghost.Thank you for posted it today. -
投稿: his-newyork -2012年6月22日 (金) 14時09分
■Re:Hello from Las Vegas!
>Miley 89117さん素敵な作品ですよね。是非NYに観にいらしてください。